アメリカ高校システム
もうすぐ日本も夏休みが終わりですか?私の住んでいる州はもう終わってしまいました。アメリカの夏休みは約3ヶ月ほどあるのが定番です。日本人からすると長いのではないでしょうか。今回はアメリカの高校システムについて書きたいと思います。
まず、アメリカの学校での学年の数え方は日本とは全く異なります。
アメリカは小学1年生から順番に学年を数えていくので、高校3年生は12年生という風になって、ごちゃごちゃします笑。また、アメリカの高校や大学などでは1年生、2年生といった数え方をするのではなく、1年生はFreshman,2年生はSophomore、3年生はjunior、4年生はseniorという風に呼んでいきます。
またアメリカにも私立(private school)、公立(public school)があります。
大抵私立は制服(uniform)があります。公立は大抵私服です。私は公立の学校にしか行ったことがないので、ここで話す内容は、公立の話です。
スクールバス
まず最初にスクールバスです。アメリカの学校といったら、スクールバスを思い浮かべる人も多くないのでしょう。スクールバスは住んでいるところの近くにバス停が設定されていることが多いのでチェックしましょう。
スクールバスにはバスごとに番号が振り当てられているので、チェックしておきましょう。帰りのバスと行きのバスの番号が違うことがあるので要注意です。行きに乗ってた人がいるからといってついて行くのも危険です。違うことがあります。帰りのバスは同じところに停まっているのではなく、適当に止まっているので注意が必要です。また、スクールバスを使わないで自家用車で行くという手もあります。各学校に送迎のルールがあるので注意しておきましょう。また、16歳で免許の取れる州も多いので、自分で運転してきて自分で運転して変える人もいます。
到着
学校へ着くとセキュリティチェックがあります。銃社会なので安全の為仕方がありません。ほぼ空港のような保安検査があります。学校にもよって異なるとは思いますが、私の学校は金属探知機をリュックを持ったままくぐり音が鳴ったらリュックを置いてチェックしてもらうという流れになります。
初日
こちらの学校は日本のように始業式があるのではなく、初日から授業が始まります。学校が始まる前に自分のカウンセラーが決まります。大抵はラストネーム(苗字)のイニシャルで決まります。そのカウンセラーから時間割(スケジュール)を学校が始まる初日にカウンセラーの所へ取りにいくか、ホームルームの先生を通してもらうか、事前にもらいます。
カウンセラーの部屋は大部屋の中にカウンセラーごとに小さな部屋があることが多いです。また、アメリカは多国籍文化なので、英語がうまく喋れなくても、大抵カウンセラーの部屋には翻訳機があります。私は、それのヘビーユーザーです笑。
また、こちらでは中学校から日本のように1つの教室に留まって、先生が来るのではなく、自分の取りたい授業、先生を選択して、その先生の教室に自分で行きます。また、転校してきたばかりだと、どのような授業があるかはわからないと思うので、カウンセラーに作ってもらったスケジュール通りに行くのが良いと思います。学校が始まる前に、カウンセラーと直接面談することがあると思いますので、その時の英語力や、数学の能力に合った授業を選択してくれると思います。日本の方が数学は進んでいるので、自分に内容のあった授業か、少しレベルの低いことをやるクラス(大抵ESL数学)を選択させてもらえると思います。
授業変更
また、自分に合わないと思ったら、カウンセラーのところへ行きましょう。カウンセラーの部屋が集まっている部屋に行くと、朝の登校した後や、帰りなどの時は、大抵受付のところに人がいるので、その人にスケジュールを見せて、この授業は自分にとって難しい(This class is difficuit for me)ということを伝えれば、Googleフォームをもらえるので、カウンセラーに手伝ってもらいながら入力すると、それで変えられると思います。また、教室やカウンセラーの部屋の前などにQRコードが貼ってあることが多いのでそちらを自分の携帯で読み取って、そちらから変えれます。しかしながらGoogleフォームは英語のことが多いので前者を使って変えることをおすすめいたします。
Class
授業は、教室ごとに番号が振られているので、カウンセラーに作ってもらったスケジュールに書いてある教室へ自分で行きます。
アメリカは銃社会ですので、不審者が教室へ入ってこれないように、内側からしか開けれないようになっています。そのため誰も教室にいない時は先生を待つ必要があります。
トイレの行き方
1授業につき1時間半もあるので、授業中にトイレに行きたくなることもあるでしょう。そんな時は先生にトイレ行ってもいいですか?(May I go to the bathroom?)という風に聞いてみましょう。そうすると紙かストラップが渡されるのでそれを見えるところに持っていきましょう。また、トイレは不審者が留まっていることを防ぐため全てのトイレが空いているわけではありません。先生や大人が溜まっているところへ行くとトイレか聞かれるのでYesと答えて開けてもらいましょう。教室へ戻ったらドアをノックして開けてもらいましょう。ノックの回数は適当でいいです。(大抵は3回)
授業スタイル
教室は自由席の先生もいれば指定席の先生もいらっしゃります。先生がFollow the seating chart といっていたら座席表の自分の席に座りましょう。また自分の席がなかったら、スケジュールを先生に見して、席がない(I don't have sit)旨を伝えましょう。そうすると教室が間違っていないかと、あっていたらどこに座ればいいか教えてくれます。
アメリカの授業スタイルは日本では考えられないようなことがよく起こります笑
例えばスマホ、イヤホンは当たり前です笑、日本では考えられませんよね。
Lunch
次はお昼ご飯です。お昼ご飯は授業中に時間が含まれていることが多いです。お昼ご飯は、カフェテリア(食堂)に食べにいきます。お昼を持ってきている人もいますが、大抵持ってこないで自分の好きな食事をとって行く形式です。もちろん無料です。とったらお会計みたいなところへ行きます。自分のIDをピッてしましょう。転校してきたばかりだとIDがまだできていないことがあります。その時はまだもらってない(I haven't gotten an ID yet )旨を伝えましょう。そうすると名前を聞かれるので答えましょう。ラストネームは苗字です。最初のうちはぼっち飯が当たり前です。適当に空いているところにいって、人がいたら、(Can I sit here?)て聞いたら大抵縦に首を振ってくれます。ご飯の時間が終わる5分くらいになると放送があるのでそうすると人が動き出すので、自分も教室へ戻りましょう。
最後に、IT機器についてです。一人一人にGoogleアカウントが学校から配られます。そのアカウントを使って学校のあらゆるIT機器にログインします。また、使い終わったら、ちゃんとログアウトしましょう笑。
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