invert ～城塚翡翠倒叙集～②

先日の記事の続きです。

２　泡沫の審判
　　小学校教師である末崎絵里は、生徒を守るために殺人を犯す。翡翠は、じわじわ末崎を追い詰めていく。どんどん追い詰められていく末崎の気持ちを考えると苦しくなります。ただ、末崎も殺人という犯罪を犯す以外にも子供を守る手段があったのではと思いました。

３　信用ならない目撃者
　冷酷に殺人をやり遂げる犯人の雲野泰典。彼に対峙する翡翠は、いつになく後手後手に回ってしまう。果たして翡翠は犯人を追い詰めることができるのか？
　　ああそうきましたか。油断していたため完全に騙されました。

　前作がとてもよくハードルが上がっていましたが今回の３篇はどれもレベルが高く楽しめました。

【注意】本作は、前作に触れている部分がありますので前作から読んでください。

invert 城塚翡翠倒叙集