誤解とオカルトと無知
某オンラインゲームでは、高難易度ボスバトルに対して、とんでもない下手くそ混じりのパーティを混沌と呼び、混沌なパーティの募集しか経ってない時期の状況を魔境と呼ぶ。
健康と美容の世界の扉をひさびさに開いてみたわけなんだけど、
相変わらず知識の混沌で魔境でした。
スキンケアって宗教とか思想に近いって話を書いているんだけど、明らかに間違ってるが公然のこととして広まってるケースもあるんだけど、全体としてはつまりのところ医者や学者ですらよく人体のことってよくわからないことだらけ。
そういうことなんだと思う。
先日話題に挙げていた睡眠の話一つをとっても最近わかったことも多いらしい一方で、
まだまだわかってないことだらけらしいし、
お医者さんのYoutubeみてて「え?そうなの?」って思ったのは、「軽い運動は美肌に良い」というエビデンスは論文を探したけどなかったんだそうで。ただこれに関しては、医者に限らず一般レベルでも経験則的にまぁ概ねそうだよねーくらいの類推はたつくらいに反論の余地もないんだけど。
前回この扉を開いたときは、どちらかというと自分のためというよりは仕事で仕方なくって面もあって、ただそれでもどちらかというと商業一直線というよりは技術を売りにしているところだったから、私が「嘘の誇大広告は出したくないから気がすむまで調べた上で、各所のチェックを通したものしか出したく無い」と言ったら「それはそうよねー」ってなってくれてたので割とガチで調べたわけだけど、調べれば調べるほどにまぁ魔境よ。
ただ、その知識で得たことは日常に取り入れてはいたけれど。
見た目レベルでは、エステや自宅ケアで問題の解消をしたようで実際には医者からみたら腫れさせてるだけみたいな話も多すぎて本当に「あーうー」ってやつよ。
でも、みんなが始めから腫れさせてるって分かりながらも使ってる、Diorのマキシマイザーみたいなアイテムもあるからね。
生姜なのか唐辛子なのかわかんないんだけどピリピリするけど、確かに唇ふっくらするんよね。女心からしたら、問題ない程度のちょい腫れ駆使してでもかわいくなりたい!みたいなところはあって。
というか、むしろこんなもんかわいいくらいなもので、猛毒のボツリヌス菌でしわを消すボトックスなんていうのが大昔からあるわけで。
さらにいうと、審美という面では何をもって美しいと思うか?みたいなところになってくるとさらにカオスで。
例えばゴッホの絵は美しいかと言われると宇佐兎三は「美しい」ではないと思っているけれど、誰の絵が美しいか?と聞かれたらレンブラントとかかなぁなんて思うわけで。最近のなら田村吉康さんの絵とか綺麗だなって思うよね(好み爆発だけど)
しかも文化が違えば好まれる状態も違う。
東京を一つとってみても、現代ならおそらくしっとり肌の方が好まれるんだと思うんだけれども、「垢抜ける」なんて言葉がある通り江戸時代の江戸っ子は1日何回も銭湯へ行って、ちょっとカサカサ気味の肌を好んだという。
時代が違えば文化も違うから好みも変わっちゃう。
時代が同じなら東京とニューヨークで同じかと問われればおそらく違う。
そんなんだから正しいか正しくないかというよりも、もはや好きか嫌いかとか信じたいか信じたくないかみたいな話になってて。(宇佐兎三自身、美容や健康に関しては信じたいことと信じたくないことある。)
その上で真逆なことをいう先生方が多い中、知識と技術と好み、全部が自分に合う先生を探して…ってなるとそれって結局普遍性がないことが多すぎるって話で、その中で誰かに捧心するかすがるとそれはすなわち思想だし宗教ではないかと。
で、ついでにいうと、結局のところ情報は色々集めてみたけど、概ね確からしく少なくとも生きてる間程度のスパンでは普遍的な情報ってやっぱコレで書いてたことに尽きるじゃないかなって。
・保湿しっかりする
・たんぱく質は気をつけてとる
・運動する
やっぱ筋肉は全てを解決するのか…(誤)
まぁこれだけじゃ解決されない部分については、もうちょいこの魔境に浸かってみようと思うけれども。
この記事が参加している募集
投げ銭めちゃくちゃ嬉しいです!が、拡散はもっとうれしいよ✨ということで是非Twitter拡散よろしくお願いします!