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サーて、今週のヒサコさんは?見守りカメラに向いている人、いない人

15日目


はーい、こんにちは。

nakagawaiineです。いよいよ、梅雨ですね


最近は、もっぱら、母親の運動不足と、刺激不足をどうしたものか

と考えています

ちょこちょこ家の中では動いているものの、90歳を超え、足腰が

弱っている。そして、

在宅になり、薬も効き(メマリーを少量)穏やかになりましたが、

以前ほど大笑いすることはなくなっている。

なんか、そこを遠距離でなんとかカバーできないものかと

電話で面白いことを言って、笑かしたりしています



さて、今日は、会社の人とリモート会議の後の雑談で、ふいに親の
介護の話をしました


介護に悩んでいる人、本当に

多いですねー、人に話さないだけで



1人は、男性で、介護の為、故郷に帰り、親御さんと同居されています。
そして、もう1人の同僚の知人は、親の介護でかなり精神的に追い詰められているとのこと


私は、日ごろ、能天気に、


見守りカメラ"tapo”を使用しての

遠距離介護の良さ

を このブログでもおすすめしているのですが


少し思ったことがあります


カメラはとても性能がよく(4日目の記事に書きました)、

見守りカメラを使うことで、私は東京で働きながら、関西の



90歳、認知症(要介護3)、一人

暮らしの母親を


ゆるーく、楽しく見守ることができている
のですが



実は、

見守りカメラでの介護に向いていない

人がいます!!


それは、


過干渉で、共依存の介護者(家族など)


です


※共依存とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存
していること、囚われていること
思うに、介護されている側からの依存ではなく、介護して
いる側が相手に過剰に依存することもある気がします


見守りカメラを、絶えず、見ていて、
親が少しずれたことをすると

「あー、それそれ、違うからー」

「なにやってるのー」

 とか 突っ込みまくり、やたら注意したりとか


見守られる方も、楽しくないです


見守りカメラは、決して、

監視する道具ではない


のです

その使い方、間違っていますよ!



カメラは便宜上、使用しますが、

あくまでも本人の生活、本人のリズムがあり、

時にはおかしなことをしても本人の自由です

でも、見ると気になる・・・よく、分かりますが、


カメラを見ている時のあなたの生活は

どうなっていますか?

後回しにしていませんか?


それが共依存なのかも
本人を1人で放っておいても大丈夫な時も、過剰に監視・介護しよ
うとしていませんか


私の場合、両親が介護施設に入っていた頃、ちょうど、コロナ自粛の

時だったので、全く面会できず、毎日、今、どうしているのだろう、

楽しく暮らしているのか、泣いてはいないかと、寝ても覚めても

心配していました。今思えば、少し共依存ぎみだった気がします。

コロナで人に会えず、母は、実際に妄想、暴言がひどくなったり

していたのですが(娘ならではの以心伝心)


その頃と比べれば、

見守りカメラで母親の生存が確認できる、様子を垣間見れるなんて

どれほど幸せなことか



1日、朝、昼、晩の3回(各3分くらい)と、ヘルパーさんや訪問の

理学療法の方が施術に来られるときに、時間があえば見ることにしています

が、それもほとんど見ません



極端に言えば、仮に、急に母が具合が悪くなり倒れていても、

すぐに見つけることはできないかもしれません

が、それが、母親が望んだ ”在宅”の一人暮らしです
(12日の記事にくわしく書きました) 

娘も、24時間カメラを見ることはできません


昨年は1度だけ、腹痛で床に倒れている母親を、倒れて30分後にカメラで見つけ(クラウドに動画が残っていたので)、ヘルパーさんに様子を見に行ってもらっている間に、私は妹(東京)と相談し、様子がかなり心配だった為、急遽、新幹線に飛び乗り、5時間後に実家へ。
その時は、ある程度、状況は収まっていました


少しドライかもしれませんが、もし、私が海外に暮らしていたら、すぐ
駆け付けることはできません

仕事がリモートでなくフル出社だったら? 私自身が病気で介護に向かえなかったら? など、いつもカメラで見守り、駆けつけるようなことができない個々の事情はいろいろ考えられます
どこかで、やれること、やれないことの

「線引き」は必要です



あくまでも母親には満足いくまで、

自分の力で、自分の望む、

在宅の一人暮らしを過ごしてもらいたい

でも、もし、自力で歩けない、トイレにいけないとなったら、介護施設にお世話になることを選択する日も来ると思います

が、その日まで、私は、見守りカメラで、母親を見守り、全力で
サポートしていきます


たまに、カメラを覗くと、

火曜日の20時からのNHK「うたコン」

を見て、歌手の歌に合わせて、左右に体を揺らし、ご機嫌に歌っている母親を見つけます


また、好きな食べ物を食べる時、目をつぶるクセがあるのを、カメラで見
るようになり、初めて知りました。おいしそうに、味わうように


出来ないことも多いのですが、夜に食器を洗う時、水の感触が心地よいのか、とてもイキイキしています


ガスを止めているので(7日目の記事に書きました)、冬は手が冷たさで

真っ赤です

が、自分で自分の納得のいく形で身の回りのことができていて、
本人は満足そうです。昭和生まれの、戦争を知っている母親は手が冷たい
くらいのことではめげません


母親の生活のそんなシーンを沢山見かけるたび、私は、ひそかに

うれしくなります


そんなのんきで、楽天家の方は、見守りカメラを使うのに、

向いていると思いますよー、きっと




#遠距離介護

#認知症

#見守りカメラ

#ゆるく見守る


今日の教訓

見守りカメラでの遠距離介護は、

神経質な人には向かない、

過干渉の人に向かない


ずーっと、頻繁にみるようになっていたら、自分は少し共依存ぎみかもと
反省し、カメラを頻繁に見ないようにします

母親の行動が気になってしょうがない時は、妹など周りの人に気にならないか聞いてみて、第3者の目で見て気にしすぎと言われたら、素直にアドバイスに従うようにしています



介護者と少し距離を置き、

ゆる~く見守る介護が楽しめる人


に向いていると思います


ぜひ、トライを!


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