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不妊治療をお休みした話

一つ前の記事で休職を始めたと書きましたが
実は休職する前の3ヶ月は不妊治療による通院をお休みしていました。

理由は仕事が忙しく、仕事と通院の両立が
スケジュール的にもメンタル的にもしんどかったからです。

正直、通院をお休みすることも勇気が必要でした。
当時の自分を振り返ると、とにかく少しでも早く妊娠したいという気持ちから
「通院を辞めるなんて考えられない」と思っていました。

でも仕事のスケジュールは決まっており
思うように通院出来ないことは目に見えていました。
そんなことを想像するだけで心がしんどくなってしまいました。

「ならば通院は一旦お休みしよう。来年からは休職するんだし。」

通院をお休みして感じたこと

通院のこと、不妊治療のことを考えなくていいというだけで
心がとても軽くなるのを感じました。

通院をお休みする前は旅行に行っても、友達と遊んでもどこか100%楽しめない
自分がいて、それは心の余裕のなさから来ていたんだなと気づきました。
改めて仕事と不妊治療のことばかり考えていたんだなと思います。

自分は色々なことを器用にできる人間だと思っていたけど
案外自分は不器用なのかもしれない思ったら少し気が楽になりました。

仕事と通院の両立を頑張っている方ももちろん多くいると思います。
ですが私の場合はマルチタスクが合わないならシングルタスクでいこう。
そう思いました。

先の見えないことだからこそ自分の心を大切に、
時には自分を甘やかしながら少しずつ前に進んでいこうと思います。

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