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七夕の日に笹の葉を飾るのは、なぜ?

今日は七夕ですね。

残念ながら、雨雲で、星は全くみえませんが・・・。

実は、七夕は旧暦では8月なので、本来は、夜空もきれいなのだそうです。
新暦の7月7日は、梅雨の時期なので、仕方ないですよね。

七夕のお話は、みなさんもよくご存知ですよね。
琴座のベガ(織姫)とわし座のアルタイル(彦星)が、この日だけ
天の川を渡って会うことができる。というものです。

さて、七夕のときに飾る笹の葉。

なぜ、笹の葉なのでしょう。

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笹竹には、神迎えや依りついた災厄を水に流す役目があったそうです。

また、殺菌作用のある笹の葉にお供え物をのせ、願い事やケガレと一緒に川に流す習慣があったため。と言われています。

旧暦ではお盆の頃なので、抗菌作用のある笹が使われたのですね。

そして、短冊に願いごとを書いて、吊るします。

「五色(ごしき)の短冊」と歌にもありますが、
この5色は、中国の陰陽五行説にちなんだ「青、赤、黄、白、黒」の五色。

陰陽五行説とは、古代中国の「木、火、土、金、水」の五つの要素が、
この世のものすべての根源である」という説で、
「木=青・火=赤・土=黄・金=白・水=黒」を表しています。

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九星氣学でも、この「木、火、土、金、水」はとても重要な役目があり、
九星それぞれにこの要素があります。


五行のグループと、本質的な性質

「木」 成長や発展
    三碧木星
    四緑木星

「火」 行動や情熱
    九紫火星

「土」 安定と継続
    二黒土星
    五黄土星
    八白土星

「金」 結実と知恵
    六白金星
    七赤金星

「水」 感情と創造性
    一白水星

自分の星や五行を知り、うまく活用することで、
運気があがっていくと言われています。

暮らしに根付いた行事の中にも、こんなふうに古来のものが
伝わってきているって、おもしろいですよね。

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