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ファッションの歴史〈準備編〉

こんにちは。

前回は自己紹介含めnoteを通して私が何をしていきたいのかご説明致しました。

今日からは早速ファッションの歴史について一緒に勉強していきましょう!

千村典生(ちむらみちお)さんの「ファッションの歴史」という本で得た知識をベースに、私の考えを通してお話していこうと思います。

今回は歴史の話に入る前段階として、

根本的に人間は何のために服を着るのか

様々な形の服が世に溢れているけど基本の型は何なのか

この2つについてご説明していきたいと思います。

人間は何のために服を着るのか

人間は何かしらの目的を持って服を着用します。何を重視するかは人それぞれです。そして時代によってその価値観は変化していきます。どんな時も必要性があるから選ばれていくのがとても面白いですよね!好き嫌い別として、純粋に面白い。服装に関する大きな価値観として3つお話致します。

①実用性

その時の自然環境とマッチしているかどうかです。暑さ寒さを衣服によって調節し快適な生活を送るため、または物理的科学的攻撃から身を守るために人間は服を選びます。年々気温が上がっている中、ついに私がUNIQLOのエアリズムを手放せなくなってしまった話も実用性を考えた衣服の選択ですね。

②社会性

自分がどこに属しているかを表す手段です。今の時代だと、スーツを着ているならサラリーマン、あの制服は◯◯高校など、相手の職業や身分が分かる服装のお話です。また、社会的に影響を与えたスタイルもこの社会性に含まれてきます。「モッズ・ルック」や「ヒッピー・スタイル」などが例であげられます。

③装飾性

純粋にその人が自分をより美しく見せるための手段です!その人の美意識!ただ芸術作品と違い、それぞれの個性的な人体が基本にあって、そこに何をカスタムして自分をより美しく見せていくかという話です。デザイナーズブランド含め、個性的な服はほとんどここに分類されると思います。自分を美しく見せるための手段ですから自然と一番わくわくしますよね。

自分は毎日どんな目的で服を選んでいるのか、改めて考えるきっかけになりましたか?私は最近外出する機会が減り、さらにちっちゃい甥っ子にベタベタの手や口をなすりつけられることもあるので常に実用性のある服を選んで着用しています。早くお気に入りの服を着てお出かけしたいものです、、、笑 では、次は服の基本型についてです。

服の基本型

服の基本型は大きく分けて4つあります。多くの服はこの型から派生していると考えてください。

①ドレーパリー型(巻衣型)

体に巻きつけて完結させる形です。古代に多く登場します。

例)ローマのトガ

②ポンチョ型(貫頭衣型)

大きな布地に頭を通す穴を開けて着用する形です。一般的にこの形はあまり多くはありません。

例)南アメリカで外衣として着用されてるポンチョ

③カフタン型(前開衣型)

前開きのコート一般はこのカフタン型に分類されます。中世末期から男子服に多く取り入れられていきます。

④チュニック型(体形適合裁縫型)

古代北欧のゲルマン民族の衣服から始まり、現代でも洋服の主体となっている形です。体形に合わせて裁断、縫製を行い構成されているものです。

この内容に関しては本当にざっくりとした分類なので「そうなんだ〜」程度で流して頂いて大丈夫です!準備編として今日はここまでにしたいと思います。

最後に

本から知識を得たと言っても、あくまで私の考えを通してお伝えしております。もしかしたら異なったニュアンスで伝わってしまう場合や、私が誤った理解の仕方をしている可能性もあります。私がnoteで発信していく目的は自分で得た知識を定着させるため、また皆様の関心を服に向けるきっかけ作りですので本気で勉強したい方はご自身で服装史の本を購入し励んだ方が確実だと思います!そして私が間違えたことを発信していた場合は直ちに教えてください!笑 皆様、そして私にとってもより良い情報共有の場になることを願いまして、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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