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ファッションの歴史〈古代編⑤〉

こんばんは。

今回は前753年頃〜395年頃の古代ローマの服装史についてお話ししていきます。

古代ローマの価値観

特徴的な服装2種

この2つの内容についてご説明致します。

前回伝え忘れていましたが古代編は今回でラストです!

やっと一区切り!今回もよろしくお願い致します。

古代ローマの価値観

古代ローマは、国家自体が急速に発展していきます。

こういった時期の国家は男の社会と呼ばれ、男性の権力が強くなります。

よく分からない方は、明治時代の日本を想像するとより分かりやすいかと思います。

また、今までの投稿で服装はその時代の価値観によって変化していくとお伝えしてきました。

古代ローマでは権力の象徴として服装が扱われ、身分によって色、飾り、巻き方などの区別がはっきりしていたようです。

大きな戦争があり変化する時代は国家が成長し、安定していて比較的豊かな時代は文化が発展するとはよく言われていますが、ローマ時代の場合は前者でした。

国家が大きく発展したため文化が停滞し、服装のオリジナリティーという点ではあと一歩。

ローマの服装は男女共、ほぼギリシャの服装の模倣だったそうです。

ただギリシャの服装とシルエットは類似していても、考え方は全く異なります。

ギリシャの人々は前回お話しした通り、純粋な美しさを服装に求めていました。

ローマの人々が服装に求めたものは権力のシンボルです。

美しさの尺度は違えど、衣服は何かを伝えるためのルーツであることはどの時代も変わりません。

特徴的な服装2種

トガ

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市民権をもったローマ男性のみ着用できた衣服です。

ギリシャのように外衣ではなく、表着として着用されます。

トガの中には内着としてチュニカ(チュニック)が着られていました。

トガ自体は一種のドレーパリーで、右脇下から左肩へ斜めに巻きつけることを基本とし、その巻きつけ方に変化を持たせることにより独特なスタイルを形成していきます。

また、身分によって色、飾り、巻き方、名称の区別がはっきりしています。

現実的な生活の知恵、法制、軍事などに驚くべき才能を発揮したローマ人の栄光のシンボルとして扱われます。

武装

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前1世紀の皇帝の武装です。

大帝国を築き上げたローマ人の典型は軍人だったのではと言われています。

最後に

ご覧頂きありがとうございます。

ファッションの歴史古代編は楽しんで頂けたでしょうか?

私は結構楽しみました。笑

早くも何人かの友人からnoteの内容を通して様々な意見を聞き、発信していく意味を少しずつ感じ始めています。

周りが寛大で優しい人達ばかりで、いいじゃん!面白いね!って言ってくれるの本当にありがたいです、、、。

私からもあなた素敵じゃん!最高じゃん!を送りたいです、、、。

ただ、他にもやりたいことが増えたので今後は毎日の隙間時間を利用して書いていこうと思います。

まとまり次第投稿していくのでペースは落ちてしまいますが、続けることを目的に活用していくのでこれもまあよしとしよう!

無理すると続かないのでね。

と言うことで、次回からは中世の服装史についてお伝えしていきます。

中世編もどうぞよろしくお願い致します!

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