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リベド血管炎のこと

エムエム・ブックスから出ている「冷えとりスタイルブック」

https://item.rakuten.co.jp/tekutekushop/mm0022/

こちらの108,109ページに、冷えとり、を実践してリベド血管炎の症状が改善した体験談を載せていただいています。


本には書いていない、もう少し細かなことを書いてみようと思います。

大学受験の時と社会人1〜4年目くらいまでの間は、常に足に潰瘍がある状態が続いていました。

毎日薬を飲み、お風呂上がりに塗り薬を塗り、週一くらいのペースで皮膚科に通って治療や点滴をして、一番ひどい時には1ヶ月間入院をしていたことも(なるべく足に負担をかけず安静にするため)。

これだけの治療をしているのに良くならないということに、いつからか疑問を持っていたようにも思います。

そんな時、

○友人が冷えとりを紹介してくれたこと

○服部みれいさんの著書「あたらしい自分になる本」に出合ったこと

これらが自分の中で繋がり、自然に冷えとりをやってみようと思い、靴下の重ねばきから始めました。

会社員で職場ではあまりカジュアルな服装ができなかったため、仕事の時は黒のタイツやストッキングの下に薄手の靴下(絹やオーガニックコットンのもの)を履いて、なるべく足先が冷えないようにしたり、

夜寝る時に靴下を4枚重ねばきして履いたり、

今の自分の環境でできることから少しづつやっていきました。

特に自分にとって効果があったと思うのは、”半身浴”です。

もともと湯船につかるのが好きだったこともあり、1日30分くらいは入っていました。

そういえば、小さい頃から足につかれが溜まりやすいかったし、やたらと足先ばかりがいつも冷えているなあということにも気づきました。

わたしにとって冷えとりはしっくりくるもので、自分に合っているからこそ、今でも続けているのだとわかります。

足元を中心に下半身をあたためること自体が、心地良く感じるのです。半身浴は今も毎日1時間ほどは入っていて、靴下も夏場でも最低3枚は重ねて履くようにしています。

リベド血管炎の治療と並行して冷えとりをしている内に、足の症状はどんどん良くなっていきました。

3ヶ月も経つ頃には、炎症による痛みや目立つ潰瘍もだいぶなくなり、自分で「あ、もう薬を飲まなくても大丈夫だな」と思えるほどになりました。

社会人になって1年目の2008年7月頃に症状が出始め、翌年2月頃悪化により1ヶ月の入院。

その後数年、同じようなサイクルを繰り返しながら治療を続けてきましたが、

冷えとりを始めてから半年もしない内に、症状がなくなったんです。

そして今に至るまで、一度も再発していません(改善してから7年ほどになります)。

完治しない原因不明の病気と言われ、良くなることを諦めていた頃には考えられなかったことが起こっているなあと、改めて思います。

今になって振り返ると、

上京して慣れない土地での生活、職場での人間関係や多忙で常に緊張感のある仕事に自分の心身が追いつかず、毎日のストレスが積み重なり、わたしの足がストップをかけてくれたんだなとわかります。

当時、患部の痛みやかゆみはつらいものでしかなかったけれど、そうやってわたしに「もっと休んで」と声をかけてくれていたんだと思うと、なんて愛が深いんだろうと胸が熱くなります。

この体験が必要な方に届くことを祈って。


※冷えとり健康法については、生みの親である進藤義晴先生のご本を読むことをおすすめします。


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asami

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