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使わないと損するクレジットのことをバクラクビジネスカードって呼ぶんですって。

こんにちは、LayerXの桜井です。バクラクビジネスカードチームで働いています。

先日、革新的な機能をリリースし、さらにキャッシュバックを始めました。
最高の法人向けクレジットカードの爆誕です。


クレジットカードは還元率こそ全て!みたいなイメージをお持ちの方が大半じゃないでしょうか。楽天カードのお買い物マラソンやSMBCのOliveとかすごいのがたくさんありますよね。今日、とあるクレジットカードのサイネージ広告を見かけたのですが、特典1、ポイント!、特典2、ポイント!特典3、ポイント!でした。

でも、これはあくまで個人向けクレジットカードのお話です。クレジットカードの"決済手段としての機能"は、個人向けも法人向けも同じですが、"支払いの前後"にあるプロセスが大きく異なります。

個人であれば、"支払い行為"のみです。
法人の場合は支払う前の申請(稟議)や支払い後の証憑回収や経理処理といった業務プロセスが発生し、経理の方がこの運用を担ってくれています。クレジットカード決済という便利な仕組みの裏側にはとっても大きな負担が伴っているのが法人カードの実態です。

この法人カード特有の業務を考慮し尽くして、クレジットカードのいいところは残しつつ、裏側の負担を軽減したやばいカードがバクラクビジネスカードです。何がどうやばいかはぜひこちらを読んでください!


この先、法人カードは単なる支払い手段から新しい世界観に必ず変わります。そしてそれに連動して業務プロセスも変わっていきます。
バクラクビジネスカードを使う会社と使わない会社では明確に生産性に違いが出る、そんなクレジットカードの第一歩です。


業務はコンテキストの上に成り立つ

仕事をしていると、「それ、俺に説明するより自分でやったほうが早くない?」と感じることってありませんか?受け手がこう感じる時って、コンテキストが複雑な割に、手を動かすこと自体はそんなにない(説明にかかるコスト > 実行にかかるコストと感じるとき)じゃないでしょうか。
※色々な意図や状況があると思うので、依頼側にもっと考えるべきだ、みたいなことを言いたい意図は全くないです。

"支払い"には支払先、用途、支払理由などのコンテキストがあり、それは"支払った人"が最も多く持っています。だから大半の経費精算システムはそのコンテキストを入力できるようなフォームになっています。

クレジットカードで支払った場合、利用明細には日付、金額、加盟店名しか載っていないので明らかに情報不足です。さらに、経費精算システムのようなものがないため、"支払った人"が何らかの方法でコンテキストを経理の方に伝える必要があるのですが、そのタイミングで情報がサマリーされてコンテキストが欠落してしまいがちです。
結果として、経理の方が情報を収集、整理する、という高負荷な業務が生じてしまいます。

法人カード特有の業務が大変な理由の一つに、コンテキストの欠落と、欠落したコンテキストを元にして業務を行わなければいけない点が挙げられると思います。

バクラクビジネスカードは、経費精算と同様に、"支払った人"が持っているコンテキストを経理の方に正しく、かつ、めちゃくちゃ簡単に伝えることができる機能を持ったクレジットカードです。

確実に業務を効率化し、経理の方の時間を創出し、さらに、「え!?これってできるの?必要なのこれこれ!!」って体験をご提供します。
気になった方、ぜひ一度ご連絡ください!

立場変われば見えるものが変わった日々

少し話が逸れますが、私は以前国税庁で働いていて、15年くらい前は税務調査をしていました。当時の相棒は電卓です。

税務調査では、証憑・帳簿・財務諸表などをもとに申告内容に誤りがないかを確認していくのですが、書類の枚数が多い上に整理・管理方法は法律などで統一されていないので、確認したい証憑がすぐに見つからないことも多く、経理の方に手伝っていただきながら探す必要があるのですが、これがまたとても大変なんです。
そのたびに「今後はもうちょっとちゃんと整理していきましょう」とお伝えしていました。(あれ出せこれ出せうるさいなー早く帰ってくれよと思われていたに違いない)

税務署は、財務諸表の内容が正しいかを調査するのが仕事です。そこにある経理担当者の方の業務の複雑さや大変さというものはほとんど見えていませんでした。

今、LayerXで経理業務に関するサービスを提供させていただいたり、個人の仕事で自分の経理業務をすることで、その「整理」がいかに大変なことだったか、というか、「整理」より重要で大変な業務が山ほどあることを知りました。

立場が変わってこそ見えるものがあり、両方の立場を経験したからこそ理解できることもあるなと感じるとともに、SaaSの浸透や技術の進展によって解決できることが増えたなぁと感じる日々です。デジタル化って最高ですね。

おまけ|法律には想いが込められている

元公務員として少しだけ法律ついて自分の考えを書いてみます。

私は、法律は人のためにあるものだと思っている派です。

最近は、電子帳簿保存法の義務化の話が出てきて、「国よーーー仕事を増やしてくれるなよーー」と思われてる方も多いと思います。
“義務化”という表現が、より一層、面倒だなっていう気持ちにさせますよね。

中には、摩訶不思議な法律や、全くもって理解不能と感じる法律があることは事実ですが、こと、電子帳簿保存法に関しては、既存の税法のせいで生じていた苦労を減らしてあげたいという担当者の想いが込められているんじゃないかなと。
「で、どうすればいいの?」がセットで出てこないのがちょっと残念なところですけどね…。

もし、電子帳簿保存法がなければ、7年もの間、手元で大量の書類を保管しなければいけません。企業によっては、保管のための倉庫代、ふと必要になって過去の証憑を探すための人件費など、「紙」が存在しているだけで膨大なコストがかかっているはずです。

これ、普通に嫌じゃないですか?私は自分の確定申告の書類を保管しておくのすら嫌です。ぱっと写真撮って、くしゃっと丸めて、ぽいっと捨てたいです。私の本棚に領収書保存箱を並べたくないです。笑

そんな負担を減らしたいと担当者は想いを込めて電子帳簿保存法を改正したと信じたいです。

昨今、変化の波が次から次へと来るので毎度対応するのはとても大変ですが、その波に乗ったら素敵な未来にいけるんじゃないかな。
「で、どうすればいいの?」でお困りの方、ちょうどいいサービスがあります。
とっても使いやすいので、ぜひご検討ください!
法対応のための負担が小さいので、法律に込められた想いを感じとれるのじゃないかなと思います。

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