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自分に正直に、ってなんだろう

『海が見える家』(はらだみずき氏著)という小説を読んで、「自分に正直に生きること」について考えてしまった。

どんな状態が正直なんだろう。好きなことをする?嫌なことは嫌って言う?楽しいことをやる?満ち足りた状態?ガマンしないこと?

そんな中、こんな記事に目が留まった。記事の最後の方には、同じように自分に正直に生きたいという内容が。

『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社)の著者でオーストラリアの介護士ブロニー・ウェアによれば、死の床で人が語る最大の後悔は「周りの人を喜ばせてばかりいて、自分に正直な人生を生きなかったこと」だという。みんなが好む服装、行動、話し方をするのではなく、自分らしく生きればよかった、と悔やむのだ。

「周りの人を喜ばせる」よりも「周りの目が気になる」「悪目立ちしない」なんじゃないかなと思う。あとは「立場として振る舞うべきこと」もあるだろうなぁ。

ただ、服装・行動・話し方って、度が過ぎると周りの人を不快にしてしまうのでは。うーん、そのさじ加減を考えてしまう時点で自分らしくないってことになるのかなぁ。

あとは、孔子のこんな言葉も思い出される。

「汝の愛するものを仕事に選べ、そうすれば生涯一日たりとも働かなくて済むであろう」(孔子)

好きなことを仕事にすれば、自分らしい姿でいられるのかな、なんて。んー好きなことね。食べてかなきゃならんし…と考えてしまう時点で思考停止してる気もする。

ただ、好きなことは意欲もあり学びたいから、熱量はある。好きなものを、どう付加価値をつけて、稼げるものとして発展させられるのか…。

前に読んだ生産性UPの本で、定例会議やタスクは定期的に必要かどうか見直そうって書いてあった。

ホントはやりたくないとか、これ無駄じゃない?ってことは、なんで必要なのか、仮にやりたくない以上の有益な見返りがあるのか、とか立ち止まるべきなんだろう。これも正直な行動につながる一つじゃないかな。

結局はよくわからないけど、自分に正直に生きるって、好きなことだけを選んでやるんじゃなくて、好きなことを信念とか熱量を持って、誰がなんと言おうとやり遂げることなのかな。あとは自分が納得できることをやることなのな。

最近ちょっとツマラナイと、面白みを感じない仕事を、ワクワクさせることから始めなければ。アイデアないし気が重いけど、納得した時間を私も過ごしたい。

(´-`).。oO(お読みいただき、ありがとうございました!スキなコトを発信できるようnoteを続けます!)