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(きっと)雨が似合う。

最近のインスタを始めとしたSNS、
「なんかとりあえず紫陽花載せとけ」感あるので出先で見かけたの適当に撮りました。のがサムネ画像です。


紫陽花と言えばですが、
まだギリギリ神童扱いされてた小学2年の時に
「好きな花について作文書きなさい」的な課題が出され(授業中に仕上げろ的なやつ)、

当時花に対して「好き」「綺麗」の感情を一切持ち合わせてなかった正直かつ欠落した自分は大いに困り、無理矢理テーマとして思いついたのが何か名前カッコいいと感じてた紫陽花でした。

周りの皆はチューリップとかそういうの書いてお茶を濁してた記憶があるのですが。


紫陽花には雨が似合う、その姿がキレイだとかそれっぽい事を書いたような気がします。
未だに想像力という観点において小学生時代の授業で一番難しかった問題だったと記憶しています。何故なら思っていないのだから。


今思うと、そんな感じで建前をそれっぽく創り上げて誤魔化し誤魔化し生きてきたツケがアラサーにして回ってきてるような気がしていて人生を感じています。薄っぺらいお利口さんの貯金を使い果たしたというか。

自分は中学時代のマインドから大人になりきれていない自負があるのだけれど、
根本的に実はもっと前の7歳ぐらいの時から成長してないのかも。

そんな自分はいままさに「20年前無理矢理自分の中で作り上げた雨に濡れた建前の紫陽花」みたいな感じなのかも知れません。美化し過ぎかもですが。
ちなみに紫陽花の花言葉の一つは「無常」。


ちなみに今は紫陽花もまぁって感じですが、
不意に観た桜とかラベンダーは綺麗だなと感じるぐらいにはなりました。
ちょっとだけ花を想う心においては豊かになっていました。


たまにこういう短いエッセイがあっても良いかなと。これからも力を入れずにゆるっと更新していきます。

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