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44歳のお父さん

おはようございます。

浅い眠りなりに目覚めた朝 
先が尖ったフォークが背中に
刺さってるかのような痛みで一瞬 気が遠のいた  
📱は幸い手を伸ばせば届く所にいてくれた

伝えたい事があってお父さんに連絡をした。
←(ノリでお父さんと名付けられた男友達) 

背中にフォークが刺さって恐怖と不安と
世界で1人残されているような孤独に似た寂しさを
必死にごまかせたつもりでいた

鎧を着たあたしの隠し切れない強がりは
止めどなく自力では立ち上がれない限界を超え
既に何日目だろう…

「ツライ… 」
無意識にSOSを44歳🫶お父さんに送っていた

1人で暮らし始めた
20年以上前から僕の中で言いたくても
言えない言葉にいつしかなっていった

「ツライ」
そう言葉にしたら
ずっと必死に強がって平気なフリして
やっとの思いで
積み上げた積み木が音を立て崩れるのが怖すぎた

強がりと書かれた積み木は僕の心 そのもの

僕がSOSを渡す時には色々な事柄が
限界を超えている

お父さんに突っぱねられそうで怖かった
いつものノリで「w」の返事を予想してた。
 
お父さんはあたしのSOSに気づいているのか
気づいてないフリをしていてくれているのかは
わからないけれど 
今日もまたお父さんに救われた

お父さんはあたしが出したSOSへの返事ではなく 
SOS出した文章への疑問を返事してくれたのだ 

目の前のどうにもならない
💩みたいな残酷な現実から
不意打ちの文章への疑問への目線変更…🙏🙏

絶対 無意識なのはわかっている

だからこそ…
ありがとうの想いを残したくなった

初めて会った日は色とりどりの飾りが街を
飾っている頃だったかな…
再びあなたの居場所にあたしが訪れたのは
桜が舞う季節になってからでした

めちゃくちゃ久しぶりなのに
何1つ変わらないその落ち着いたオトナの余裕
 
ボロボロな精神状態だったあたしが
何度も何度も同じような内容の話をしても
表情1つ変えないで

「うんうん。そうだったんだな」

思う事があっても
あたしの話を最後まで気が済むまで
時間が許す限り聞いてくれましたね

例え間違ってる事だとしても
全部こっちの話しを聞いて受け入れてから
「俺ん時 こうだったぜ」
さりげない優しさで間違いに気づかせてくれる

友人  44歳 お父さん…
あなたのそういう全く意識してないであろう
さりげない気遣いと
あなたの居場所から聴こえてくる音色は
いつも優しくも居心地の良さがある

きっと自分の気持ちを隠し
大切にしたい人の
これからを守っていく強さに変えた
44歳お父さん…

あたしもいつか忘れられない人に
あたし幸せになるからあなたも幸せにね

そう言って
サヨナラという名のお守りを渡せれる人になるね

お父さんの背中は思ったより
広くて大きそうだ

いつもありがとう(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”









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