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【イギリス留学_day114】年越しヌードル

年越しヌードル

初めて留学先で年を越した。最後の日は友達と過ごせたから寂しくなかったけれど、部屋に戻ってから、なんだか心細くなった。

去年の今頃は、家族で紅白を見て、ゆく年くる年を見て、年越し蕎麦を食べていた。それが猛烈に恋しくなって、ベッドの下の日本食ボックスからカップヌードルを取り出した。泣きながら麺をすすり、スープを少し残して眠りについた。

ロンドンカウントダウン花火

ロンドンのカウントダウン花火の中継も見た。
ロンドンの有名な観覧車であるロンドンアイを実際に見たときは、正直あまり感動しなかったのだけれど、花火をさらに盛り立てるようにキラキラと光るロンドンアイは、今までで一番かっこよく見えた。

そして、LONDON A PLACE FOR EVERYONEという文字が空に浮かんで、歓声が聞こえてきたときに、自分が日本で新年を祝えない孤独感が薄れて、受け入れられたような、妙な安心感があった。

しかし、私はこんなに長時間にわたるド派手な花火を見たことがない。一体いくらお金がかかっているのだろう…。ロンドンで見かけたたくさんのホームレスの人たちが頭をよぎる。でも、こんなにみんなで盛り上がれるのなら良いのか。

それにしても、日本とイギリスの花火が別物に感じられて面白い。花火というより、確かにFireworkっていう感じ。一つずつ空に浮かんで消えていく暗い空も楽しむというよりは、大量の花火が一斉に休む暇もなく打ち上げられていく。ふと、イギリス人の友達と線香花火してみたいなと思った。

打ち上がり続けるFirework


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