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夫のコロナ隔離終了祝い
日本の披露宴で配るハワイ土産を
一人大量に抱えてワイキキを闊歩し、
『健やかなる時も、病める時も』と誓った次の日に高熱を出してリアルに体現するやついるんかい、と思いながら腹いせにホテルの一番高い
ルームサービスのコース料理を食べるという
ロンリーハワイウエディング旅行を私は未だに根に持っているのだが、
そんな夫が再びタイミング悪く、
長期休みの初日かつ
長期旅行直前かつ
私の資格試験の前夜に
高熱コロナ疑惑(結果陽性)になるという事件を起こした。
私のnoteを読んでくださっている方はご存知の通り、彼は通称仏のハズバンドと呼ばれるとても良いやつで平和な時は癒し系なのだが、
どうも抜けてるところがあったり、
タイミング悪い大魔王で、
大事な時にかぎってなんらかの理由で戦力外。
私はいつも一人で頑張るという星の元に生まれているようで、今回も含めて将来が不安になっている次第。
結果的に最後まで私が陰性を貫き、資格試験は合格したことによってやっと穏やかな心で笑い話にできるようになったので、
彼の隔離期間終了を祝してコロナ陽性者同居人としての記録を残したいと思う。
日本が世界で一番感染者多かったと言われた週にばっちり感染したり30代男性とその同居家族の様子から今の日本こんな感じなのね、
気をつけよって思ってくだされば幸いです。
初動
飲み会帰り、速攻お風呂入って寝室に行った夫が鼻声な気がして熱測ってみたら?となんとなく言ってみたらまさかの38℃越え。
勘って怖い。
試験勉強の邪魔にならないようにと夫はその日飲み会まで寝室でマンガを読んでいたのだが、去った後にふとベッドを見たら体温計が転がってたのがなんだか気になっていたのだ。
直近の計測履歴からその時は平熱であるものの
在宅勤務でほぼ家を出ない私と違い、
毎日出社、飲み会もバリバリ参加、
もうワクチンも打ってるし大丈夫でしょ的なメンタリティーになっていた夫が体温を測っていたということは元々調子がおかしかった説。
(真相は聞いていない)
熱が発覚してからはマスクを装着して最低限の洋服と枕などを入手後、夫を寝室に封印し、
夜中一時くらいにコンビニへダッシュ。
紙コップ、紙皿、割り箸、消毒シート、消毒液、ポカリ、水、缶詰、インスタント食品など購入。(これら必須)
食料まで買った理由は、
またなんの勘が働いたのか、
私は資格試験に備えて会場近くで前泊してホテルで勉強合宿するという計画を元々立てていて、次の日出発予定だったから。
正確にはNGかもしれないが、
この時点ではコロナかどうか不明であり、その前は勉強の森にこもっていたので全くと言っていいほど夫と接触がなく、結果私は陰性だったのでお許しいただきたい。
とにかく、その夜はソファでほぼ寝れないまま次の日ホテル、そして試験へ。
夫がコロナだったらどうしようというパニックで精神的に吐きそうになりながらなんとか試験終了。
やはり検査の結果夫はコロナ陽性だった。
同居人の検査と病院
無知の結果ではあるのだが、
同居人である私の検査でやたら手こずった。
試験後無料PCR検査所直行するも混雑のため受けられずその日は諦める
次の日無料PCR検査所整理券もらいに行ったら、症状ありもしくは濃厚接触者(同居人含む)は無料で受けられないという謎システムであることを知る
(普通そういもの?)急いで薬局で抗原検査を探すも売り切れで最寄りの薬局を何件か放浪
(もし私が陽性だったらどうするのか、なぜ検査所ngなのか摩訶不思議)やっとの思いで3000円以上する抗原検査をゲット
その後夫がAmazonでも注文してくれたが、濃厚接触者の早期隔離解除のためには薬事承認されたもので2日陰性が必須なのに誤って研究用を購入(オイ)
検査のアクセス悪し。
一方の夫はウェブで全て手続きなど済ませ、
病院とは電話で対応。
薬局が薬もドアにかけてくれた。
夫の経過と感染対策
うちは大人2人かつ無駄に3LDK+
私の冷酷な隔離政策により10日間の隔離で家庭内感染を防げたけれど、子供がいたら無理だと思う。
食事はドアの前に紙皿を置いてもらい配給
一つしかないトイレ、洗面所に行く際夫は除菌シートでしか触ってはいけないルール
それでも信用してない私はその後毎回さらにアルコール消毒(トイレは便座も毎回消毒)
お風呂は夫が後に利用、終了後は全て水で流す
もちろん共有スペースはマスク着用
本当は一緒にして良いらしいが、一応洗濯と食洗機は分けて実施
こんな感じで生活していた。
私までかかったらさらに隔離期間延長とか無理なので必死です。
夫の経過はというと熱は2日くらいで下がり、
あとは痰、ひどい咳、頭痛、鼻水、鼻声と怠さ。
ワクチン3回打ってたので軽症、
それでも遠くから聞こえる咳はかなり痛々しかった。
面倒だったのが3日目以降微妙に元気になった夫の食欲と、なんとか隔離部屋から脱出しようとするのを抑止すること。
特に妖怪スープ吸いかというくらいスープ飲みたい、ミルクティーが飲みたいと定期的に言ってくるので私は妖怪温かいもの作るババアとして数日過ごした。喉痛いから?コロナって温かいもの飲みたいみたいな症状あるのか?
あとは、無駄に手伝おうかとか言ってきたり、
気づくと私のいる部屋のドアのガラス窓から覗いていたり(恐怖)、どうにか部屋から出ようとする30すぎの少年を止めるのが大変だった。
感染力の強さと後遺症
夫の感染が発覚した日に飲み会に参加した4人中3人が感染し、そのうち1人は潜伏期間6日くらいで発症したので、やはり感染力の強さは実感。
それで感染しない自分の強運にビビる。
資格試験で夫からナチュラル自己隔離していた賜物。
あと、
10日隔離後、日に日に良くなってはいるが、
座るのがしんどいという症状は続いているようなので、軽症とはいえ普通にかからないにこしたことはないと思った。
とりあえず治ってよかった。
◇
旅行キャンセル&試験時のメンタルダメージ&妖怪温かいもの作るババアの対価として
穴埋めをいつかしてもらおうと思っております。
皆様もお気をつけください。
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