僕らはこの顔をみるだけで信用してしまう生き物だ
そうじゃない?
激落ちくん。一度使ってしまえば、「こいつ信用できる」と心酔してしまう効力がある。
「こりゃ落ちませんわ」
「もうこの汚れと付き合っていくしかない」
そんな悩みを、頼れる笑顔でいつも解決してくれた。
腕までくんじゃってさ。頬まで染めちゃって。
でも俺はそれを認めてしまう。なぜなら、その実力に見合う活躍をしてくれたからさ。
だからこそ。
これ。
この顔よ。畳にも君、効果あんのまじ?
疑う前に、この顔がついてるだけで、畳をきれいにしてくれるんだろうなという安心感がある。
まじ?
それでも俺は信じるしかない。
彼なら、きっと…
そう思ってしまう。思うとかじゃなくて、そうなんだと確信している。
なぜなら我々もう。
既に調教済みなんだから…
もしよければ、何卒…