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IT業界歴そこそこの人間が転職活動した時の話【見落としやすいこと、注意すべきこと】

(2020/03/05 0:08, 加筆しました)

■ 転職のきっかけ

基本的に私は体育会系な育ちなので、良く言えば根気強さがあり、そのおかげか帰属意識も強い方かと思っていました。

入社したての頃は毎月400時間近く働く日々…そんな状態でも、辞めようと思うことは何年もなく、成長できる環境を楽しんでいました。(いま思うとかなーりブラックですねぇ…笑)

しかし、時間とともに人の入れ替わりが増え、ゆっくりと環境やカルチャーの変化が起き、ある時を境に居心地が非常に悪くなるタイミングがありました。

古参のメンバーが次々と辞め、何とか良い会社にしたいと考えるも、精神的に限界を感じて転職を決意することになりました。


■ 転職ノウハウゼロの転職活動

比較的、時間に融通が効きやすい立場だったのは幸いでした。転職活動で良く聞く問題として、現職が忙しすぎて転職活動ができない、という状態にはならずに済みました。

忙しい方でも、最近は情報量の多い転職クチコミサイトもあるので、PCで作業しているのであれば合間を縫って情報を収集しましょう。以下、私が一番情報収集に利用したサイトです。

(参考)openwork 転職・就職のための情報プラットフォーム


とにかく手探りだったので、情報を集めるため転職エージェントに目をつけてもらえるように、LinkedInなどにガッツリと職務経歴書に近い粒度の自己紹介文を書いたところ、毎週何件か転職エージェントから声をかけてもらえるようになりました。ところ、毎週何件か転職エージェントから声をかけてもらえるようになりました。

(職務経歴書の書き方は今後、どこかで記事にしたいと思います)

転職エージェントは何十人、何百人の転職希望者と話して来ているので、言葉巧みに自分の担当している企業へ紹介しようと必死な場合もあります。

あれもこれもと色んな企業を受けるのも悪いとは言いませんが、転職活動は時間と体力がかかります。信頼できるエージェントを見極めましょう。

あまり良い印象でないエージェントに頼んでしまったばかりに志望度の高い企業の選考に通りにくくなってしまう可能性もあるので、依頼するかどうかは慎重になった方が良いです。


■ こんな転職エージェントには注意

・良い情報しか教えない
・話の深堀りが少なく、すぐ分かった気になる
・希望条件にマッチする企業を絞る努力が薄い

他にもあれば順次追記しますが、上記のようなエージェントから受けた紹介先では、嫌な思い出がいくつか生まれました。

上記のような人は、リクルーターとして、コンサルタントとして、会話を重ねた上で最適な提案をしようとする姿勢が薄い訳ですから、紹介先の企業様に十分な情報を伝えてくれなかったこともありましたし、選考を始めてからは突然連絡が事務的になる方が傾向として多かったなと感じています。

わりと名のあるリクルート企業なのに、こういうことが普通に起きたりします。

そういうエージェントにはあまり時間を使わず、こちらも事務的に処理した方が効率が良いです。


■ アタリと思う転職エージェント

先程あげた3項と、つまるところ真逆なタイプな方かなと思います。

・悪い情報やその企業の課題感も教えてくれる
・話を深堀りし、転職の軸をアップデートしてくれる
・有名企業ばかり薦めず、条件に合うニッチな企業も紹介してくれる

無理に多くの会社を提案してくる訳ではなく、本当にピンポイントに、自分にあった企業を紹介してくれます。ちょうど良い企業がなければ、今回は提案できないが条件に見合う企業が出てきたらまたご連絡させてください、と潔く言ってくださる方もいます。こういう方こそ、プロだなと感じます。

もちろん、精度高い紹介をいただくために、応募する立場からもしっかりと何を重視しているかしているか、今後どう働きたいか、十分に情報を提供できなくてはいけません


■ 選考の結果

期間としては約1ヶ月ちょうどの転職活動でした。50社ほど受け、年収が100-150万アップする企業をいくつか受かることができました。

ただ…最終的に私は転職を踏みとどまる判断をしました。

一度、見切りをつけた職場でしたが、働き続ける希望が見出すきっかけがあり、条件などは変わらずですがもう少し頑張ることに。

(これに関してはまた別の機会に記事にします)


■ 末尾

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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