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2023年は卯年!うさぎは縁起の良い動物って本当?

2023年は卯年!うさぎは縁起の良い動物って本当?

2023年の干支は「卯」(癸:みずのと)ことうさぎ!

うさぎを愛する人々にとっては最高の一年となることが

約束されている年ですが、卯年にはどんなことが起きると

言われているのでしょうか?

今回は干支とうさぎの繋がりや、うさぎと縁起についてまとめてみました!

 

◆干支におけるうさぎ

うさぎ年こと「卯」の年は、植物がよく育ったり、子供が大きく成長したりと、

あらゆるものが「育つ」「成長する」年と言われています。

うさぎといえば、繁殖力が強い部分などから「春」を連想する生き物ですから、

一年を通して春めくように、花が咲くように何事もうまくいく年とされているのでしょう。

うさぎはよく飛び跳ねることから、「跳躍する」「跳ねる」ということで、

経済や商売に関わる人々にとっても良い年になると言われています。

「何か商売に関わることを始めてみたいけれどタイミングがわからない」

「前年の売り上げは一年を通して停滞してしまった」といった方が

跳躍するかもしれない一年となるでしょう。

また、うさぎの持つ強い繁殖力は、「豊穣・豊作」「大漁」などを連想させるということから、

農業や漁業に関わる方にとっては特に重要な一年となるとされているようです。

新たな命を望んでいる方も、もしかすると子宝に恵まれる機会があるかもしれません。

……ということで、卯の年はとにかくあらゆるものがうまくいくと言われている年!

特に、新しいことにチャレンジしたり、

今まであきらめていたことにもう一度取り組んでみたりするのには

ピッタリな一年といえるでしょう。

◆世界各地で「縁起がいい」とされているうさぎ


 

以上の通り、とても縁起の良い生き物として愛されているうさぎ。

実は西洋でも、子だくさんでエネルギッシュな生き物であるうさぎを

豊作や生命力の化身や、縁起の良いものとして扱う動きがあるんです。

その象徴的なものが、西洋で春に催されるお祭り「イースター」。

生命力のシンボルであるタマゴとうさぎをメインのモチーフとして、

春の訪れをお祝いするイベントです。

うさぎのことをおめでたい生き物として見る視点は、

日本人だけでなく世界の人々も同じなんですね!

また、地域によっては「うさぎの足(ラビット・フット)には

不思議な力が宿っていて、嫌なことから逃げ出させてくれる」

と信じられている場所もあり、うさぎの足の模様を入れた

幸運のお守りを作っている地域もあるそうです。

うさぎの足をお守りにするなんて、世界の人々は本当にうさぎが好きなんですね。

◆昔の日本ではどうだった?

干支というものは古くから使われているイメージがありますが、

それでは昔の日本におけるうさぎとはどんなものだったのでしょうか。

日本においてうさぎとは、かなり古くから親しまれてきた生き物でした。

江戸時代には今昔物語や鳥獣戯画の中でうさぎが登場していたり、

徳川将軍の家では、毎年正月の三が日にうさぎ汁を作って食べていたという情報もあります。

とにかく縁起の良いものを好んだ江戸っ子の人々は、

あらゆる点で縁起の良いうさぎのことも非常に愛していたことでしょう。

暮らしに根付いた形でも、縁起物としてでも、うさぎは

江戸時代から日本人を支えてくれていたのです。

◆うさぎ年の一年を楽しもう!

 

それから何年も経ち……うさぎは、現代の日本人や世界の人々にも

引き続き愛され続けています。

その愛らしさは、古来でも現代でも変わらず人々を癒してくれるとともに、

「ツキ」や縁起も呼び込んでくれることでしょう。

うさぎ好きにとっては、たくさんのグッズが出たり

年賀状の絵柄がうさぎで溢れていたりとホクホク気分になれそうなお正月。

12年ぶりの卯年ですから、悔いの残らないよう思い切り満喫しましょう!

講師:岸本

幼少期に訪れた動物園で白い毛のロップイヤーラビットを見て「天使みたいな生き物がいる!」と電撃が走って以来うさぎに夢中。

今では自他共に認めるうさぎ好きで、「うさぎの魅力を語っていたら聞いていた相手もうさぎ好きに」「プレゼントをもらう機会があると何も言わずとも皆うさぎグッズを買ってくる」「友人がうさぎ柄のグッズを見て「あっ、岸本さんだ」と言い出す」などのエピソードを持つ。趣味はうさぎのぬいぐるみ集め。

 

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