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うさぎの留守番ってどうしたら良い?注意点やオススメのアイテムも


うさぎを飼い始めたばかりの方や、これから飼おうと思っている方の悩みの1つが、「留守番」ですよね。できれば連れていきたいところですが、なかなか難しいのが現実だと思います。
そこで、今回は、ペットのうさぎを留守番させる上で、注意することや期間などを紹介します。大切なうさぎのために、正しい知識を身につけましょう。
 

留守番や外出をさせても平気な期間は?

結論からお伝えすると、うさぎだけをおいて留守番させられるのは、一泊二日が限界。ただし、飼い主が留守の間もいつもと同じ環境を維持できるよう、温度や湿度を通常どおりに保つことが必要です。また、ペレットや牧草、お水はなくなることのないように1日分多めにセットしておきましょう。

もしもそれ以上の外泊の場合は、誰か知り合いに来てもらうか、ペットホテルに預けると安心です。ちなみに、エアコンは室温が20〜28度、湿度は40〜60度になるよう付けっぱなしで外出しましょう。また、万が一の停電などの際に駆けつけてもらえるよう、近くに住む知人に事前に頼んでおく方が安心です。

そもそも留守番をさせられるのは、病気でないことや病気が治ってすぐの状態でないことが条件。生まれたばかりだったり高齢すぎたりする場合も、体調を崩す危険が高くなるので控える方が良いでしょう。


知人やペットシッターに依頼するときのポイント

自宅にうさぎをおいて外泊する際に、知人やペットシッターに依頼する場合のポイントとして、「普段と変わらないようにお世話してもらうこと」が大切です。
以下のことを細かく記入したメモを残すなどし、なるべくうさぎの環境や生活リズムが変わることでストレスをかけてしまわないように注意しましょう。

・エサの時間、量
・遊ばせる時間、長さ
・掃除の仕方
・水の補充方法
・うさぎの性格や特徴
・その他注意点

特に、うさぎを飼ったことがない人に頼む場合、うさぎの行動がよめないと思わぬ事故につながる危険が。
「急に威嚇して向かって来ることがある」とか、「足音を立てずに人間の足元に近づくので間違って踏んでしまわないようにしてください」など、トラブルを避けるために伝えておきましょう。
せっかくお願いしても、依頼された人やうさぎが悲しい思いをしてしまうことがないように、また、外泊先で飼い主も辛い思いをしてしまわないように、細かい説明が大切です。
困ったらすぐ連絡をもらえるよう、連絡先を伝えておくことも忘れずに。


おうちで留守番する際に便利なもの

短時間の留守番や、一泊二日の外泊でオススメなのが、ペットカメラです。
私は以前、機種変更して使わなくなったスマートフォンとリンクして、自宅の様子を見られるアプリを使用したことがありますが、常に充電していないといけなかったり、途中でフリーズしてしまって観ることができなかったりと、うまくいきませんでした。

ですので、もしお金に余裕がある人は、ペットカメラを購入するのがオススメです。ネットショップだと、安いもので4,000円程度、高性能だと20,000円程で購入が可能。スマートフォンと連動しており、外出先からいつでも留守番中のうさぎの様子を観ることができます。
安心できるのはもちろん、自分がいないときにどのような行動をしているのか知ることができるのも面白いですよね。


ペットホテルに預ける場合

ペットホテルや、預かりサービスがある動物病院に頼む場合も、自宅において外泊し知人に依頼するときと同様と考えると良いでしょう。普段使っているフードなどを託し、口頭で説明するか、詳細を伝えられるようメモを渡すのがオススメです。

また、もし可能ならば、事前にホテルの環境を確認できるとより安心。
私は以前、飼っていたモルモットを動物病院に預けたことがありますが、外泊からの帰りに迎えに行くと、大きな声で吠える犬や鳴いている猫などが隣に並んだ状態でお世話をしてくださっていました。そのため、家に連れて帰ってもしばらく怯えていたことがあり、かわいそうなことをしたなと、いう経験があります。

ですので、預ける際にはどのような環境なのか確認するか、うさぎであれば、うさぎ専門店で預かってもらえる場合があるので、可能ならばそちらをオススメします。
ゴールデンウィークや年末年始などは予約がいっぱいになる可能性があるため、外泊を計画している人はお早めに確認すると良いでしょう。ちなみにそういった繁忙期は価格が高くなっている場合もあるので、合わせて確認が必要です。


大切なうさぎのために最適な環境を整えて留守番させましょう

できれば四六時中一緒にいたいところですが、どうしても連れていけない場合が多い「うさぎ」。外出や外泊の際は、環境を整え、十分な水やフードをセッティングし、そして帰宅後は今まで以上の愛情をかけてあげましょうね。

講師:N.KUDO

ネザーランドドワーフ(オス)を飼っているフリーランスです。今まではモルモット、パンダマウスなども飼っていました。小動物が大好きです。好きな漫画家さんはズバリ「井口病院」さん。井口病院さんの描くうさぎたちにいつもメロメロです。うさ飼いさんたちがもっとうさぎを好きに、また、飼ったことない人にもっとうさぎを知ってもらえるように、うさぎの魅力を伝える記事をお届けします。


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