うさぎと猫って一緒に飼っていいの?うさぎ・猫の相性と注意点
「うさぎを飼いたいけど、もうペットがいるから飼えないかも……」
そう考えてしまっているうさぎ飼い初心者さんはいませんか?
実は、ペットの種類によっては一緒に飼う事ができたり、
仲の良い様子を見ることができたりするかもしれないんです!
今回は、うさぎと猫の組み合わせについて特集します!
猫を飼っていて、うさぎも飼おうかな?と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
◆うさぎと猫の相性は?
うさぎと猫というと、猫がうさぎを狩ろうとして襲ってしまうのでは?と不安になってしまいますよね。
でも、実はうさぎと猫はどちらもマイペースな気質を持っているため、
お互いにお互いの縄張りを侵さないような様子であれば、共同生活を行うことができるんです!
とはいえ、猫は本能的に獲物を追いかけようとしてしまうもの。
絶対に仲良しになれる!というわけではなく、適正があってもある程度の準備が必要です。
今回はうさぎと猫の相性を見ながら、仲良くさせていくための方法をご紹介します。
※以下の方法を試していくにあたって、うさぎと猫の相性が悪いようであれば、
無理せずそれぞれ別部屋で飼うなどの方法を取ってください!
◆うさぎと猫の出会わせ方
うさぎと猫を親しくさせるのに重要なポイントは、
「うさぎのことを獲物だと思わせない」ことです。
まず、最初に対面させる時には、かならずうさぎをケージなどに入れた状態で対面させましょう。
しばらくその状態で同じ部屋に居させることで、お互いに対する警戒心を解いていきます。
すぐに直接接触させてしまうと、うさぎは猫に対して警戒心を持ってしまい、
猫はうさぎに対して狩猟欲を刺激されてしまって、一方的な喧嘩が始まってしまうなどの
トラブルに繋がってしまう可能性があります。
うさぎをケージに入れた状態で数日間ほど同じ部屋で過ごさせ、
お互いにお互いの存在に慣れた様子なら、一度うさぎをケージから出し、
直接接触させてみましょう。
このとき、トラブルが起きてもすぐに対応できるように、
お互いに完全に慣れられるまでは傍にいてあげましょう。
こうしてゆっくり時間をかけて、お互いの存在に慣れさせ、
「相手は危険な存在ではない」と理解してもらうことが、
うさぎと猫を親しくさせるための第一歩です。
決して焦らず、少しずつ気長に取り組んでいきましょう!
◆これはやっちゃダメ!なタブー行為
こうしてお互いに慣れることができたとしても、
飼い主さんの行動次第で、仲にヒビが入ってしまうことがあります。
以下のような点には特に注意しながらお世話してあげましょう!
・片側だけを構いすぎる
猫はとても賢い生き物なので、飼い主さんがうさぎばかりを構っていると、
うさぎに嫉妬してしまい、うさぎに対して攻撃的になってしまいます。
かといって猫ばかりを構っていても、猫はうさぎのことを下に見てしまうようになり、
やはりうさぎに対して攻撃的になってしまう可能性があります。
どちらも平等に接してあげるよう、気をつけてあげましょう!
・うさぎの縄張りに猫を入らせる
うさぎは自分が安心して過ごせる縄張りを非常に大切にする生き物です。
うさぎの縄張りに猫を入らせてしまうと、うさぎは猫に対して警戒心を持ってしまったり、
ストレスを感じて病気などに繋がってしまう可能性があります。
うさぎの縄張りに猫が侵入する事態は、可能な限り避けてあげましょう。
・相性が良いのに隔離しすぎる
うさぎと猫を親しくさせるには、お互いに対する警戒心を持たせないことが重要です。
同じ場所にいても喧嘩しないようであれば、触れ合える機会を適度に作ってあげましょう。
あまりにも隔離しすぎると、お互いに対するイメージを持つことができず、
仲良くなることが難しくなってしまいます。
◆それぞれつかず離れずの距離が保てるようなら期待◎
これまでの点について問題ないようであれば、その子たちは一緒に過ごしても大丈夫な可能性が高いです!
ゆっくり、少しずつ、それぞれの様子をうかがいながら、一緒に過ごせるように準備をしてあげましょう。
大切な家族の一員であるペットたちが仲良くしてくれていると嬉しいもの。
うさぎを飼おうか迷っている猫飼いさんは、ぜひ検討してみてくださいね。
講師:岸本
幼少期に訪れた動物園で白い毛のロップイヤーラビットを見て「天使みたいな生き物がいる!」と電撃が走って以来うさぎに夢中。
今では自他共に認めるうさぎ好きで、「うさぎの魅力を語っていたら聞いていた相手もうさぎ好きに」「プレゼントをもらう機会があると何も言わずとも皆うさぎグッズを買ってくる」「友人がうさぎ柄のグッズを見て「あっ、岸本さんだ」と言い出す」などのエピソードを持つ。趣味はうさぎのぬいぐるみ集め。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?