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「うさぎと犬ならどちらを飼う?うさぎと犬の飼育経験を紹介します。」

新型コロナウイルスの影響で生活様式が変わって、3年目になりました。在宅の時間が増えたため、ペットを飼う人が増えているそうです。私の周りでもうさぎや犬、猫など様々なペットを飼い始めた方の話を聞きます。

今回はうさぎと犬ならどちらを飼う?うさぎと犬、両方の飼育経験がある私が、双方のペットの魅力や飼育の注意点を紹介します。


うさぎを飼いたい


・愛くるしいうさぎの魅力

 うさぎはその外見の可愛らしさが魅力的です。ふわふわの毛、丸い目とお尻。突然ころんと転がる仕草。私が飼っていたのは、たれ耳のホーランドロップ。長い耳を両手で器用にはさんで手入れする姿を見たときは、あまりの可愛さにメロメロになりました。怒ると、足ダン!する姿まで可愛い。ぬいぐるみの様な愛らしさが魅力的です。

品種による性格や気質の傾向はありますが、それ以上に個体差があります。人にべったりの仔、ツンデレの仔、気が強い仔、まったりのんびりな仔と様々です。育てていく中で、その仔の性格が表れていくところもうさぎの魅力の一つでしょう。


うさぎを飼う前に確認しておこう


・うさぎのケージを置くスペースが必要になる

 うさぎを部屋で放し飼いにしている人もいますが、基本的にはケージが生活の場になります。部屋にケージを置くスペースがあることが必要です。うさぎは夜に活発に活動する動物です。うさぎの運動会と言われる、真夜中にはケージの中をどったんどったんと走り回ることもあります。そのためケージと人間の寝室が近い場合は、うさぎの走り回る音が気になって眠れないという飼い主さんもいます。自宅にうさぎのケージを置くスペースがあるか、ケージのある場所と寝室を離すことができるのか、飼う前に確認が必要になります。


・うさぎの毛や爪のお手入れについて

 うさぎは年に数回換毛期といって、毛が生え変わる時期があります。その時期はふわふわと毛が舞いますので、丁寧にブラッシングや部屋の掃除をしましょう。爪も伸びますので、定期的に切る必要があります。


・アレルギーについて確認しよう

 うさぎの毛でアレルギーがでることはイメージしやすいかと思いますが、うさぎが食べる牧草でアレルギーを発症させてしまう人もいます。牧草はイネ科の植物なので、アレルギーが出やすいのです。飼育前に異常がなくても、途中からアレルギーを発症する場合があります。そのような時は手袋やマスクをして牧草を扱ったり、牧草の粉末が飛び散りにくいペレットタイプを選んだりしたりするなどの対応が必要になります。

 

犬を飼いたい


・人間の相棒になる犬の魅力

 犬は種類が多く、体重1キロ程度のチワワから、体重50キロ超のグレートピレニーズのような超大型犬まで様々な種類の犬がいます。飼い主さんの生活や理想に合わせて、犬種を選ぶことができます。

 犬は人によく慣れる生き物です。人を家族だと思って生活します。その従順さに癒される飼い主さんも多いのではないでしょうか。私は仕事から帰ってくると、玄関先に尻尾をぶんぶん振りながらお迎えしてくれるわんこの姿に癒されています。


犬を飼う前に確認しよう


・犬も飼育用品を置くスペースが必要

 犬もうさぎと同様、室内で飼育します。寝る時や留守番の時などは、一時的にケージの中で過ごします。犬の大きさによって、ケージの大きさも異なります。ケージを置くスペースが必要になります。また、室内で排泄をする場合は、トイレを置きます。犬種によってトイレのサイズも異なりますので、室内に飼育用品をおく場所があるかどうか確認が必要になります。


・アレルギーについて確認しよう

 犬の毛のアレルギーを心配される方が多いかと思います。アレルギーがある方は、毛が抜けにくい犬種(トイプードルなど)を選ぶといいでしょう。犬の場合は、犬自身がアレルギーを発症することがあります。アレルギー対応のドッグフードに変えるなどの対処をします。


・犬のお手入れについて

 犬も毛のブラッシングや爪切り、肛門腺絞り、歯磨きなど手入れが必要になります。犬種によっては、毛が伸び続けますので、定期的にトリミングに通いカットをします。

 犬は年1回の混合ワクチンや狂犬病のワクチン接種、毎月マダニや寄生虫予防の薬の投与も必要になります。


うさぎや犬の飼育で必要なこと

 どんなペットを飼育するかということは、飼い主さんの生活様式や好みによって異なってきます。うさぎや犬に関わらず、ペットを飼育する場合は以下のことを確認しておくことが大切です。

・ケージなどのペットの生活の場を確保できるかどうか。

・日々のお手入れができるかどうか。

・体調不良や定期的な健康診断で通院する時間や金銭の負担を負うことはできるか。

・飼い主にアレルギーがでてしまった場合はどうするか。

まとめ

 近年うさぎも犬も寿命が延び、平均すると10年以上生きることが多くなりました。10年という長期間生活を共にしますので、衝動的に選ぶのではなく、事前に下調べをすることが大切になります。かけがえのない存在の仔と出会えるといいですね。

講師名 anan

 子どもの頃から生き物が好きでした。今まで、ハムスター、インコ、モルモット、ハムスター、デグー、うさぎ、犬、ウーパールーパーとたくさんの動物と生活してきました。職場で飼っていたうさぎのお世話をしていたこともあります。

 以前我が家にいたうさぎは、垂れ耳のオレンジ色のホーランドロップでした。今でも家の近所のうさぎ専門店に通い、可愛いうさぎの姿に癒されています。将来はネザーランドドワーフを飼ってみたいです。

 

 


 


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