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コロナ禍であきらかになったことのひとつ。

ワクチンの可否も、非常事態宣言下のオリンピック開催も、ライブの中止も、お酒を出さないことも、首都高速が1000円増しなことも…これが正しいかどうか、よかったかどうか、は人それぞれだってこと。一人一人がいちいち見たり聞いたりして、自分で考えて選ぶ時代になってしまった。

誰も答えは教えてくれない。というか、答えはない。みんなそれぞれが「違う正解」をもっているから。「ない」ようで「ある」、「ある」ようで「ない」。

好きに選んで良い。それが自分の正解だから。めんどくさいけどね。

面倒なのがいやな人は誰かのいう通りにしたら良い。それも、自分が選んだ正解だから。みんな正解!それでいい。


一つしか正解を用意しなくて、誰に言われたわけでもないのに、それに向かって一斉に動くことを是としてきた日本の社会は、大揺れを起こしている。緊急大型デトックスだと思う。

今はゆれてるから、ちょっとしんどい。そして、めんどくさいけど自由な社会が待ってる。たぶん。


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