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人は理解できないとまず、バカにする

わからないこと、知らないことはそれだけで怖いからね。

若い人たちが新しいことを始めようとすると、ベテラン達がバカにするのはまあ、たいていこんなところだ。若者の知らない知識もある、失敗した経験もある。ちょっとだけ聞いてすぐに理解できなければ、ダメ!をだす。愚か者扱いする。


「こいつ、ばっかだなあ、と思ったら、この言葉を思い出して、一回考え直すことにしている。理解できないだけじゃないのか?…まあ、大抵はほんとにアホなことおおいけど」

実はこれは息子のセリフである(普段はほんとにアホの子ですが;; 突然こういうことをおっしゃるASDくん)。


すぐに理解できないことも多いからね。これはこいつがバカなんじゃなくて、俺の方が愚かなのかもしれないと思い、もっと分かろうもっと知ろうとするところから、相互の理解と成長がはじまる。

ああ、あらゆることがそうだね。何かに取り組むのが難しそうで、ヤダなと思ったり、めんどくさいなと思ったりするとき、とりあえずコイツはどんな奴なのか(どんなものなのか)理解しようとすると、何か解決策が動き出すことがある。


実はかなりわたしはいろいろなものに「ばっかじゃないの?!」と思ったり言ったりする。そして瞬間的にno!と遠ざける。けれど、事情や理由があってその「ばっかじゃないの」にどうしても関わらなくてはならないことがある。その時、そのものをちょっと知ってみると、(悔しいことに!)そのものの優れた点や好ましいところが多々発見されてしまうのだ、


ばっかじゃないの? を呼び水にして

へえ、それ何?どんなこと? っていう質問を投げかけてみる。相手が教えてくれる新しい世界は新鮮で面白いはず。

楽しくなる。きっと。



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