許せない病 8
『禍福はあざなえる縄のごとし』
と昔から言われているように、
その時は不幸の種にしか見えなかったことが、
しばらくすると幸福をもたらすこともあれば
逆に、
一見幸福をもたらすように見えたことが
やがて不幸を招くこともある。
だから、
我が身に起こったことの原因探しや意味づけはすぐにはじめるのではなく、
しばらく冷却期間を置いてからにした方が良いだろう。
.
第二段階「🔥怒りの自覚」の次へ→
自分自身の傷つきを認識し、
怒りを否定するのをやめたら、
次は、
自分が許せないと思っている相手を理解しようとすることだ
「そんなこと、できるわけがありません❗️
ずっと裏切られたのに、とんでもありません」
「理解なんて、しようと思いません❗️」
こういうことを
私が診察室で口にすると反論が返ってくることが多い。
ここで憤りを覚えるような方は、
無理に相手を理解しようとする必要はない。
まだその段階には達していない
だから
もうしばらく怒りと向き合う方がいい。
そのうちに怒っているのが
あほらしくなるかもしれない。
その際
⚠️
1番いけないのは、
相手を理解しようと焦ること
そんなことすれば結局ルサンチマンが募って「許せない」が悪化する。
もしくは
「理解しよう」とすることについての勘違い。
”相手の言動を受け入れ、認めること“
と思い込んでいる方や
.
言葉の「理解する」を「共感する」と
混同して
それで
「そんなことは到底無理」
と思ってしまう,
そうではなく
なぜ相手は自分を傷つけるようなことをしたのかとか、
その背景にはどのような事情があったのかということについて、
自分なりに納得できる説明を見つけることです。
↑
(許せない病9で、そこを深掘りします)
(「許せないという病_片田珠美」より)
↑
怒りが発生し、
どのように発散されるのか。
怒りはエネルギー
このエネルギーのパワーはすごいです。
ですが、
いいエネルギーとは言えませんね。
(ですが転換再生可能です)
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