見出し画像

Connecting the Dots (点と点はつながる): IKIGAIの居場所と出会うまでの凸凹長らく転職旅🗺🧭

未来を見て、点を結ぶことはできない。 過去を振り返って点を結ぶだけだ。 だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。

Steve Jobs

ジョブズ氏のこの言葉は、何年経っても心に響く。そしてキャリアの旅を振り返って見ると、全部は本当に繋がっていると見える。試練と恵み、喜びと悲しみ、良い経験とそうではない経験、全部あわせて足すと、人生にとってプラマイゼロではなくて倍ぐらいプラスだということ。人生を歩みながら良い経験だけを選ばず試練から逃げない限り、悲しさと悔しさも含めて抱えながら進むと、きっとそうなる。試練だって見方によって「人格を磨く絶好のチャンス」だから。

Prelude

自分のキャリアは、結構イレギュラーで真っ直ぐではない。(割合は調べていないので、このようなキャリアはもしかして普通かもしれない)何回か転職したけど、なぜか毎回、以前と変わらず戸惑って迷っていた。同じ決断ミスもしたことがある。そして最終的にこの決断ミスは現職 Drivemodeと出会ったきっかけとなって、初めて転職冒険をした以来、心の底から確信もって「やりたい!」(THIS!!) と思える仕事と初めて出会えた気がする(この話の詳細は後述する)

大げさに聞こえるけど、今まで自分の強みは何なのか、どうやって生かすのかあやふやで結構迷っていたので、このように思うなんて不思議ではない。更にいうと、「理想な環境」とか「やり甲斐のある仕事」というイメージを持ったとしても、そのような仕事・職場と本当に出会えるのか?という疑問が強かった。自信があまりなかった。そのような仕事・職場は古典に偏る日本でも存在していると分かっているけど、応募してほぼ却下されたため、自分に会うやりたい仕事・いられたい職場と本当に出会えるのか、自信と希望が薄くなるなんて当然だ。(落ちた会社の例 🤕:LINE、ファストリテイリング、ソニー、楽天、Atlassianなど)

不安と疑問を抱えながら、奇跡的に希望を完全に失わなかった。神様のおかげだと思う。たったわずかな希望を持っていたが、「却下」された度に毎回新しい風を吹き込んで、謙遜されながら励まされ前向きに前進させて、そして粘り強く戦える力を与えた。

「When God closes the door, He opens a window」(神扉閉じ給う時、窓開け給う) と聞いたことある?経験したのがまさにこの通りだ。閉ざされた扉々は、振り返ってみると出会うべき「運命」と出会ってもらって、そして今に至るところに導いたと信じる。

これから詳細を語ります。どんな転職旅を歩んできたかを振り返りながら、「点と点を結ぶ」練習をさせて頂きます↓ 

Connecting the Dots

1社目:NEC Telecom Software Philippines

社会人になってから、日本へ行きたいという夢を抱きながら入社した会社である。数々の「人生初」とマイルストーンを与えた場所。

人生初の出張、初めて家から長期的に離れて暮らすこと。
人生初の日本、日本文化を生で体験すること。
人生初の「SE」経験、そして「SE」に向いていないと発見した場所。
人生初の「チームリーダー」と「プロジェクトマネージメント」経験、チームに関わりたい気持ちと「サーバントリーダーシップ」と出会えた場所。
人生初の「アジャイル開発」(正確にいうとアジャイルっぽく)経験をした場所。
憧れのリーダー達と出会って、自分の「強み」を意識してもらった場所。

その反面、人生初に同僚に陥れたことを経験した場所でもある。同時に人生初に大胆に陥れた同僚と直面して一緒に泣いて、そして最終的に和解すること。真っ直ぐで素直に人と向き合うことの大切さを理解してくれた。
人生初のマネージャーからの「キツイ言葉」と不公平の扱い、そして組織にとって「ビジョン」と「カルチャー」の大切さを実感させた。「リーダー」としてのアンチパターンを見えてきて、苦手な人・リーダー・メンバーを分かってもらった場所。そのきっかけでSimon Sinekの「Be the leader the wish you had」はその時心に刻んだ。

何よりも、「リーダー」としてより成長たい、「自分の居場所はここではない」と分かって、人生初の転職旅を始まった大きいきっかけとなった。

Work Break:Global Leaders for Innovation and Knowledge (GLIK)

GLIKは「3.5ヶ月、4ヶ国で学びながら、自らのイノベーションプランを作り上げるためのプログラム」である。
天から与えられた、なかなか無いScholarship機会。これを契機に、キャリアの新鮮なスタートが出来るように、仕事を辞めました。次に何を待っているのか分からないのに、平安をもって喜んで参加した。

人生でそれまでに一番Diversity(多様性)が盛んでいる環境と出会ってくれたプログラム。「多様性」の大変さとその先に待っている「喜び」と「やり甲斐」も実感させた貴重な経験。
人生初の「SECIモデル」、野中先生、Honda Y-gayaとの出会い。イノベーション、リーダーシップ、社会価値とは何なのか?を深く考えさせた機会。

リーダーシップの領域において自己意識を高めたきっかけ、そして平安をもって居場所を自然に見つけた。
人生初の「リーダーシップアワード」獲得。(Leadership Excellenceアワードをどうやって獲得したかいまだに不思議に思う。)

2社目:富士通

GLIKから卒要した後、一旦フィリピンに戻って、就活をしました。そして富士通の子会社であるWeServと出会いました。「日本出張・出向を期待していない」と面接の時に言ったのに、すぐに行かせた笑。

人生初の日本常駐(長期滞在)経験、「オフショア」の幅広さを体験させて、オフショア開発立ち上げに携わった場所。ビジネス日本語会話力が飛躍したきっかけとなった。
人生初のグローバル関連仕事、特にフィリピンと日本以外、中国、インド、ロシアまで関わっていた。

日本の暖かさと寒さを両方とも不思議に体験させた会社。まるで輝く空まで飛んできた日々の幸せと、声を失ってドン底に落ちた日々の辛さ。
冷たい環境の中で、わずかな「光」の大切さを分かってくれた、わずかな仲間と親友が心の救いとなった。
担当したフィリピン開発チームから外れて、悔しくて訳わからないと思っていながらもがき続けた。そして完璧なタイミングでチームに戻され、過去やってしまったことを償うチャンスを天から与えられた。

2年間を通して関わったプロジェクトの終わりはまだ見えていなくて、やり甲斐も失ってきて継続性がないと思って、結局「自分の居場所はここではない」と分かって、転職冒険を続けた。

3社目:西友 / Walmart Japan

https://www.anraku-ji.org/keijiban.html から

日本に住んでから初めて「正社員」として迎え入れた職場。
「寒さ」を体験だけあって圧倒的な暖かさで驚いて、、ありがたい。
「寒さに震えた者ほど 太陽の温かさを感じる」ということをしみじみ思う。

人生初の事業会社で外資系(にちかい!)関連の仕事、そして久々の「ワクワク感」を与えた職場。当時アメリカ本社の「コミュニティ感」文化と出会って、毎日探検するような日々が楽しかった。

日本に住んでから初めて理想なリーダーと出会えた場所。同時にそのリーダーを失った時の悲しさも体験させた場所。
理想なアジャイル大企業と古典的大企業の対立を生で体験させた職場。
人生初の「アジャイル・スクラム推進」、組織アジャイル変革ミッション。同時に自分の力のなさを身にしみた。推進するリーダーがいないとそのミッションを進むのに不可能に近いことを実感させた。

IT会社ではない事業会社に働く大変さを知ってもらった場所。
QA専門家になりたくないことも把握してもらった場所。
そして最終的に、開発デリバリーに関わりたい気持ちが強くなって、自分により合うロールと環境を探し続けた。

4社目:モンスターラボ

最後の面接まで「この会社で本当にいいのか?」と不安でしょうがない。(この記事にも、入社に至るまでの経緯の詳細を書いた) 入社してから不安がすぐなくなってきたが、逆に無防備になって最後に転職したきっかけにもなったがw

人生初のコンサル仕事、初めての正式PMロール。
人生初のスタートアップ(っぽい)カルチャー、そしてUXデザイン開発と出会った場所。
日本企業になかなかない「自由度の高い」組織、そして日本にあまり見たことない「生き生きさ」。
安全性のある、気軽に悩みを相談する「場」の大切さを体験させた。

人生初のスクラムで回した開発。スプリントレビュー、プランニング、レトロスペクティブの成果を見た。ハイブリッドではありますが、一番スクラムに近い開発経験。
途中で引き継いだプロジェクトを頼れる先輩とチームのおかげで成功に導いた。アプリ開発の楽しさを改めて体験させた。

その反面、自由度の裏表をしみじみ感じさせた場所でもある。自由の環境で創造力とイノベーションを生み出す一方、完全に放置すると、自由の環境でカオス状態も待っている、ということ。

人生初のパワハラ経験。試練の中の辛さと不思議な喜び。試練を経験したからこそ仲間達を知られる絶好のチャンスであることを実感した。パワハラした方の態度が逆転して、自分のことを認めた時の喜びも体験させた。

どこかで自分を見失って、QA専門家になりたくないと分かったはずなのに、またその道を選んでしまった。当然ながら選んだ道を後悔した。2度目の決断ミス。人生で一番寂しくてワクワクしないプロジェクトアサインメントで、逃げたくて仕方ない。

結局また「自分の居場所はここではない」と分かって、転職活動をして、必然的にDrivemodeと出会えた。面接を進めながら新しい風のごとく、神様からの逃げ道、救いの手を差し伸べていたと感じた。よって、躊躇なく、平安をもってその手を掴んだ。(入社してからたった6ヶ月間しかたっていないが、躊躇なく転職を決めた。Never been more at peace)

5社目: Drivemode (現在)

長らく旅の後に、「今」に至る。Drivemode、そしてHondaとのご縁。DXとのご縁。
記録的一番速い転職活動。なんと1ヶ月⁉️やりたいことも明確で、そしてそれまでにない平安も不思議に感じた。

人生初の正式スクラムマスター機会、そしてアジャイルコーチ達から学ぶ機会。
人生初の「真のDX」を推進する機会。
人生初のオフショアチームではなく日本チームを担当する機会。
経験のなさに関わらず、未熟な自分を信じて受け入れて、自分さえ見えないことを「ある」と信仰をもって信じて、心から感謝をしています。
Thank you for taking a chance on me and accepting me. 🥰

日本に来てから心の底から「居場所を見つかった」と言える職場。GLIKから卒業した後に携わりたかった仕事と職場をやっと見つかったと思う。今の職場はまるでGLIKプログラムの精髄そのもので、考えるだけでmindblownになる。

人生初のIKIGAIとの出会い。

入社してからたった一ヶ月ですが、そしてこれからの道はきっとまた凸凹な日々になるかもしれませんが、毎日、毎週、新しい発見と学びが待っていると信じている!っていうか、既にそのように毎日経験している。

今回の転職活動をした際に、大学からの親友からこのエールを頂いた。
  ”I really want you to find a place where you're truly comfortable and seen"
今回こそ、この願いは叶ったと思います。

A company where I do not have to fight for my existence, where I am accepted, seen and heard, just the way I am.
自分の存在を証明する必要なく、ありのままで受け入れられ、耳を傾けてもらえる場所。居場所なんて作る必要なく、居場所を常に用意して頂いて、どなたでも輪に歓迎される環境。

神様のタイミングは完璧

神様が定められた完璧なタイミングで出会ってくれた。不従順である自分がやってしまったこと、神様の言うこと聞かずに自分勝手に進めてしまって、罰をうけるなんて不思議ではないぐらいと思うけど、なんと「あわれみ」、「希望」、「恵み」と「愛」にこたえるなんて😭😭 Thank you Lord for your amazing grace.


In Closing

長年人生を歩んできた中で、試練も含めて、全部通った道は「必要」だと確信もって言える。「今」いる自分は、今まで通ってきた道と経験の重ねであり、辛いエピソードを抜きにして「今」この瞬間にいる自分は存在するさえ言い切れない。辛い試練だって振り返ってみると、自分の限界を気づかせて、助けが必要であることを把握してもらって、自己意識を強めら、自分の人格を磨いて、そして何よりも「行動」するきっかけになったと思います。God's mighty hand orchestrating through the details, leading us to the path He wants us to go. 何でもかんでも神様の御手が動き出して、神様が望む未来へと導いてくれる。

希望さえ失わなければ、前もって一歩一歩進めば、きっとどこかで輝く将来つながる。聖書にもこう書いてある。

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

ローマ人への手紙8章28節

そして最後に、冒頭で共有したジョブズ氏のスピーチにも繋ぎます。

今やっていることがどこかにつながると信じてください。その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いてても、自信をもって歩き通せるからです。

Steve Jobs

神様が過去から現在に至るまでの「運命の赤い糸」を編んで、美しい「人生のタペストリー」作品を作っている。自分のかけがえののない人生の物語。

この長〜い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ではまた〜


#わたしの転職体験

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?