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映画観て、山登って風呂

(サイトは消えましたが、日記本文はいくつか残っているので転載します。)

2023/3/11-2023/3/12

映画を観るよ。週末に。


金曜の夕方、日曜に少し伺って話を聞いていた横川シネマに「キラーカブトガニ」を観に行く。
日曜見たときは今週の金曜終わりで17時50分から上映予定と記憶していたのだけれども、行ったら予定が変わっていて20:50の予定となっており、18:40から「餓鬼が笑う」という映画の上映予定に変更されていた。
そして横川シネマの中に入ると、「犬ころたちの唄」の前田監督が居たのでしばらく話す。
今日は「餓鬼が笑う」のトークゲストとのことだったので、これも何かの縁だな。と思い、「餓鬼が笑う」を観てみよう。と思い立つ。
聞いたら、以前広島の同年代バンド、ガール椿が出演していた映画の監督さんの作品という。
更にこれも何かの縁だな。と思う。

こんなところでこんにちは


上映時間の18:40まで煙草を吸いに外に出ると偶然会社の方と出会う。
この人は面白い人で云わば職人、芸術家肌の方である。
立ち話で自身の庭の開墾話などを聞く。
上映時間が近づいたので挨拶して別れ、そそくさと席を確保。
観る。

餓鬼が笑う


骨董品&恋愛&パラレルワールド&精神風景が混じった作品。
最初は青春群像的タッチなんだけど、萩原聖人に殴られて精神風景にIN。
月が赤いのが何らかの暗示らしい。
並行して主演女優さんは死にかけのじいさんのヌードモデルを引き受けていた。
その後、何処が現実で何処が違うのかが曖昧な感じで進む。
終盤はパラレルワールドの描写が入ってくる。
全体的に何かに藻掻いている感じ。
ガール椿が持ってた焦燥感、答えのない問い、いや本当は分かってるけど向き合いたくない問いを垣間見る感じ。
あぁ、この監督さんがガール椿と共感するの分かるな。って感じのエンディングであった。
救いなのか、かりそめなのか、そんなことはどうでもいいのか?本当は大事で欲しているのか?
突き放すようで実はシンプルな「懊悩」。ただそれだけを描写したかったのかもしれないなぁ。とか思いながら車に牽かれて
立ち上がる萩原聖人を眺めていた。

トークショー


映画が終わった後にはトークショー。
制作のきっかけなどの話をされていた。一番なんか感じ入ったのは、インディーズバンドはインディーズバンドで界隈というと言葉が悪いかもだけれども、好事家たちの集まりがあり、その集まりには一種特有の匂いみたいなものがあるように思うのだけれども、映画には映画で同じような好事家たちの集まりがあり、特有の匂いがある。ということを体験したことである。もちろん頭では当然のように分かっているのだけれども、それを体験するまでは想像でしかない。
それを体験して初めて理解するものがあるなぁ。ということを再認識した感じ。
芸術には芸術、スポーツにはスポーツ、それぞれの集まりがそれぞれの匂いがあるということはなんとなく想像がついているのだけれども、実際に匂ったことはほぼない。そんな匂いをもっと嗅ぎにいったほうが良いように思った。
ま、人見知りと疎外感との戦いになるので頻繁には嗅ぎにいくほどエネルギーはないと思うけど。
映画を視聴後に帰宅。

手を叩く


家人はWBCを観ていた。手を叩きすぎて手が痛い。と言っていた。
では、手を叩かなければいいじゃないか?と思ったもののそういうことでもないのだろう。と思い、「ふーん」と言っておいた。

歯医者へゴー

土曜は朝から歯医者。
本当は1月の予定だったものの衛生士さんがコロナ罹患により予定変更となり、本日と相成った。
いつも通り歯を磨き上げてもらい、機械でも掃除。
「歯石が溜まっていますね。」と注意を受け、歯茎の検査。
通常、1~3までが正常と言われる検査でアヴェレージ6~7を記録し、決して歯茎が健康でないことを再認識。
歯石をとってもらって歯間を風通しのよい状態にしてもらってフィニッシュ。
チャリを駅隣の駐輪場に停め、そのまま駅へ。
JRを待ち、広島駅へ。
そこから呉線に乗り込み、天応駅へ。

登山へゴー


えっちら


歯医者から一拍の隙もなく登山へ出かける。
広島駅で登山メンバーと合流し、お互いドラクエウォークをやりながら天応駅へ。
天応駅に降り立つともう一人のメンバーも発見。
もう一人のメンバーは改札を通る時にチャージの残金が足りず、改札が閉まったままであった。
構内を見回すとチャージを補充する機械も見当たらない。
先に改札を出た我々が周囲を見渡すとチャージを補充する機械を発見。
結果、一旦改札を無視して改札を抜け、金銭をチャージ。
その後、再度改札を無視して向こう側に戻り、清算して改札を抜ける。
という何らかの不条理もしくは過度の健全性を示すような行いで精算を済ませていた。
駅構内から外に出るとなかなかの天気であった。
それぞれ暑さに併せた服に着替え、登山口を目指す。

話が違う


おっちら


今日は昼からの登山なので5キロ~6キロの道程と言っていたような気がしていたのに結果10キロの道程を行くコースであった。
「話が違う」と思ったものの行くしかない。
墓場の横の登山口より山へ進入。
山へ入って20歩くらいでもうなかなかの急勾配を登っていた。
最初の山で1キロ程度で標高400mまで一気に登るコースらしくキツイ。
そして山慣れしているメンバーはグイグイ進むもののたまにしか山に登らない自分とはペースが違う。
最後尾に移り、気持ちは急いてもゆっくりしか登れないのでゆっくり登る。

山頂ぽくねぇな


最初のキツイ山の山頂で家人に無事みんなと合流し、山に登っていることを写真を添えて連絡。
「そこ、山頂?山頂っぽくねぇな。」とかなりキツイ思いをして登った山の山頂をディスられる。
多少景色の良いところで再度撮影し、写真を送ったのだけれど「お、おう」との反応で「くぅう」と思う。
メンバーから「最初の山がきつくて、あと4つくらいは勾配はそんなにない。6つ目の山がまた200mくらい登るよ。」と言われ、
「おい、今日山いくつ登るんや?」と問うと「うーん、9だね。」との返答。軽い眩暈と共に絶望という二文字が浮かんできた。
その後、たしかに4つ目の山くらいまでは下りのほうが多くちょっと登って頂上という感じで進んだ。
5つ目の山を目指す途中で一旦山道が終わり、舗装道路へ。
この舗装道路がなかなかの曲者で道が固いせいなのか膝にグングンに負担がくる。
途中、鳴滝という滝があるというのでどんな滝かと思っていたら、水がほとんどなくチョロチョロ流れているだけの滝というよりは
ただの山の一風景であった。そして更に舗装道路を行く。
するとまた墓地、墓苑がある地域にさしかかる。見ると呉の斎場らしかった。
その呉の斎場の反対側の墓地の横から再び登山口へ。
途中まで広い山道で尚且つ歩きやすかったので、このまま頂上まで行けたらよいな。と思っていたけれどもそんな願望は叶えられるはずもなく、
なかなかの急勾配が途中から登場。一気に汗が吹き出すほどの運動量と相成った。しかも後半である。果てるかと思った。

あと少し


その山を登って6つ制覇。あとは下りの中にある山らしくメインは下りとなった。
ただ途中「ここからは点線ルートだ」と言っており、なんのことかと思ったら、yamapという登山アプリで登山道があるところは実線らしいのだけれどもあんまり整備されていないところは点線で表示されているらしい。その点線ルートで山を下る。
点線ルートはその表示を裏切らず登山道ではなかった。ただただ目印の赤いシールが木々に付けられているだけでほぼほぼ滑りながら100mくらい下りた。
たまに尖った木の根っこなどもあり、コケるタイミングが悪かったらケツか頭にこれ刺さったら死ぬな。いや死ぬね。と思いながら慎重に滑る。
途中から実線ルートに戻り、登山道。ま、それでもキツイんだけれどもね。
そして出発から4~5時間後、漸く墓地の横を抜けゴール。
結果、天応の墓地から呉の墓地まで歩いた。
ついたところはすり鉢状に墓地が拡がっていた。
眼下には呉のyoumetownが見えた。
そして呉のyoumetownの辺りが駅だろう。と駅に向けて歩く。

風呂や!風呂や!


風呂


本当であれば呉の銭湯に行ってみよう。赤ビルだったかな?の銭湯に入ってみよう。とか考えていたけれども膝が、体力が、気持ちが、それどころではなかった。
呉駅の裏手にある大和温泉にスムーズにIN。今は近いのが一番である。
大和温泉はスーパー銭湯で駅裏&ビルの5Fという立地条件もあって価格帯は高めであった。
ただ雰囲気はよくレストスペースも完備され、風呂から上がったあとも快適であった。
風呂自体も薬湯のような色の露天をはじめ、様々な風呂も完備。
サウナも乾式とスチーム2種と満足なサウナ揃えであった。
極めつけは外気浴スペースである。開放的でビルの5Fということもあり、かなり気持ち良い。
遠くに呉の造船の工場や海を見ながらフルチンで風に当たる。
そしてタイミングよく日が沈んでいく。
風呂から上がり、気持ちはスッキリしたものの膝は疲労を抱えたままである。

飯や!飯や!



呉の冷麺や呉の焼き鳥屋など行ってみたいところはあれども動くは非常に困難な状態である。
駅周辺でラーメン屋を発見し、ラーメンを食す。
ラーメン屋だったのだけれども入店後3秒で「ラーメン食う?焼肉喰う?」と問われる焼肉推しのラーメン屋であった。
ラーメンは美味かった。一緒に頼んだ坦々ご飯も美味かった。
満腹になりひと心地ついたあと、帰宅。
西広島駅からチャリで帰宅したのだけれども、時間的には横川駅よりも西広島駅のほうが最寄り駅であった。
5分くらい西広島駅から帰るほうが早かった。
帰宅すると家人はまた手を叩きながらWBCを応援していた。
妙に夜中まで野球やってるな。と思った。
疲れのせいか寝る体力があまりなく0時過ぎまで起きてた。

ちゃんぽん最高!


日曜は11時半ごろにちゃんぽんを喰いに行く。開店に併せて訪問したのだけれどもほぼ満席であった。
運よく2席ほど空いていたのでいつも通り、ちゃんぽんと半ちゃんぽんを注文。今日は小炒飯も追加した。
結果、満腹。はち切れんばかりの満腹である。
その後、fukuyaでやっているという全国美味いもの市みたいなところに家人が行きたいというので行ってみる。

全国うまいもの市


家人の情報によるとかなりの混雑で購入までに2時間、3時間待ちも発生しているとのことで、これは途中で諦めるかもな。と思いながら会場に行ってみたのだけれども、長蛇の列をなしているのはほとんど551のみで他の店舗の商品はほぼほぼ待ちなく購入できた。
551は定期的に大阪に行くことがあるので、我が家的にはそこまで珍しいものでもないので今回もターゲットから外れていた。
我が家は香川の一鶴と北海道の海鮮がメインだった。
香川の一鶴は購入したものの北海道が弁当形式で鮮度が大事そうだったので、持ち歩きの時間も考えて北海道は見送った。
その代わり、島根ののどぐろ、鯵の干物と大阪のわらび餅を購入した。
そこから無印に移動し、ぬか床とオールインワン化粧水みたいなのを購入し帰宅。
帰宅後、1月頃に観ていた韓国ドラマのgloryの後編が配信されていたので視聴開始。
復讐劇を最後まで視聴する。
家人は13話辺りで止め、WBCに移行。
以降、家人はTV。自分はPCにて別れて視聴することと相成った。

家人は手を叩く


ピンチやチャンス、点数に動きがあるたびに家人が盛り上がるのでその時だけTV画面に視線を移すと試合の流れがよく分かった。
家人は今日も飽くことなく手を叩き続けていた。


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