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2024/3/9-2024/3/10 よく遊ぶ

8日は弾き語り

8日の金曜はいつも通り定時に帰路。 いつもと違うのはその背中にギターを背負っていることである。 そう、金曜は弾き語りであった。 家でちょこちょこ練習はしていたものの、やはり久しぶりに一人で演奏というのは緊張するもんだ。 ミカカカフェに18時半前に到着し、そこからちょいちょい一人でリハみたいなことをする。 あと問題として抱えていたのが集客である。

自力では家人一人、休職ババア一人、前日に連絡していただいた方二人、あと練習の時に 「何も問題がなかったら行くよ。」って頂いたひさしさんの四人と心細い集客であった。 それに加え、休職ババアが最近復職したらしく「わりぃ、会社の呑みで行けねぇかも。」と言いだしたので、 確定集客は三である。これは心許ない。

だが、これが蓋を開けてみるとハリーさんや副会長さん、ミカカカフェのお客さんが続々と上に上がって来てもらって 盛況であった。休職ババアもわざわざ時間をズラして顔を出してくれた。 休職ババアは一言目に「け!人、入ってんじゃねぇか!これなら来る必要もなかったな。」と言っていた。

本当は心の優しい休職ババア

それでも人がいなかったらいけないと思い、気弱な白人まで連れて会場に現れてくれるあたり、基本的にはいいヤツなのである。 というか、本当は心優しい良い子なのである。

世知辛い世間に晒され、自分の心を守るためにあけすけにモノを言うババアというキャラクターを創りあげ、その心を防御しているのだ。 その防御もたまに壊れ、防御の奥の箱入り娘が顔を出す。箱入り娘は傷つきやすくすぐ壊れてしまう。 生きづらいヤツである。 ということで多くの方に来ていただき有難い限り。

そして演奏後は投げ銭で銭をたくさんいただき、その勢いで土曜は新幹線で防府に帰らせていただいた。

ミカカカフェで0時近くまであまり強くない酒を呑み、帰宅。 ちょうどその日に出会ったイベント?をする方と一緒に家方面に向けて帰る。
こういう出会いが割と思わぬ方向に活きてくるので、人生はありがたい。 金も出会いもアルコールも与えてくれるミカカカフェは良いところだ。
あとミカカさんが酔ってないのもなんかいい。
前にもらったソーランアンドブーシーズのCD-Rを聴きたくなる夜であった。

酒を呑んだら体温が上がる

帰宅後、先に帰っていた家人の布団に足を突っ込み、暖を取りながら就寝。 「冷(つ)めて!」と言われるかと思ったら、思いのほか「お前、温かいな。」と言われ、 心のことかと思ったら体温のことだったらしい。 そのまま足を突っ込んだまま就寝。 起床後、パスポートの引換券と持ちながら、これからの行動を考える。

タクシーだな。こりゃ。

現在9時丁度、家から市電に乗り、パスポート交換所で一旦下車し、パスポートを取得し、 10時10分の広島駅発のこだまに乗るには間に合わない危険性が高い。 では、チャリで向かうのはどうか?チャリだと恐らく間に合うのだけれども、 明日は深夜に人の車で帰宅予定である。

深夜に広島駅から自宅まで寒空の下チャリを漕ぐのか? と思ったら、こちらも却下。 前に久しぶりに使ったuberが割引してくれたことを思い出し、結果、uberを選択。 uberで呼んだタクシーの運転手さんにパスポート交換所まで連れていってもらい、パスポートを取得。

その間、タクシーは待ってもらっていた。 想像通り、3分程度でパスポートの授受は終わったのでよかった。 そこから一路広島駅の新幹線口へ。 運転手さんがいい人で広島駅の構内に入る前にメーターを止めてくれた。 「ありがとうございます~。」 というと、「いえいえ」との返信。 その後、数秒で乗車満足度をuberが問うてくるので、★5をつけ、 チップを送れたので、チップを送っておいた。 そのチップもすぐ反映されるらしく、運転手さんから 「ありがとうございます~。」 と言われたので「いえいえ」と返信。

タクシー代は2500円くらいだったけど、uberのサービスのおかげで引かれる金は500円程度であった。 時計を見ると9時40分。 めちゃ早い。やはり車は早いな。と思いながら、新幹線のチケットを購入。

並びがキツイ

ここがなかなか鬼門であった。 めちゃ人が並んでる。 クレジットカードのほうは割と空いてたけど、現金しかもってない。 昨日、投げ銭でもらった金である。 粛々と長蛇の列に並ぶ。 でも、この時間に着いてるから割と余裕である。 10分程度でチケットは購入でき、12番ホームへ。 一番奥の喫煙所で煙草をふかす。 義手のおっさんが片手で携帯弄りながら、煙草を吸っているのをみて器用なもんだな。と感心する。 定刻通りの新幹線に乗車し、徳山で下車。
都合30分である。 そこから20分鈍行を待ち、30分かけて防府へ。
11時半ごろに到着。 いつも車で迎えに来てもらうロータリーに車が止まっておらず、「あれ?」と思っていると、 白髪染めをやめたといっていた母親がどこからか登場。

母、登場

開口一番「おまえ、どこにおったんや?」と質問を受けたので、 「どこにいたもの何も普通に改札を通ってここまでスムーズにやってきただけだ。」というと、 「私が見逃すなんて」みたいな探偵みたいなことを言っていた。 そして車がロータリーにない理由は軽トラを借りたからだと言っていた。 なぜ軽トラを借りるといつものロータリーに停車できないのかはわからないが、こういうことは聞いて満足することは ないので、ほおっておく。

母親が「昼作るのめんどくさいから、イオンで弁当を買うぞ。」というので、イオンで弁当を購入。 その後、なぜかイオン内に停めてあった軽トラに弁当と共に乗り込み帰宅。 帰宅後、母から「よし、飯を喰ったら預けてある椅子を取りにいくから手伝え」との達しが届く。 「まぁ椅子の一脚くらい運ぶのは手伝わないとな。」と思い、椅子が預けてある親戚の家に行くと、 1人では持てない重さの椅子が5つあった。

椅子5脚

そのうち2脚は電動リクライニング付きの椅子である。 母に「なぜ一人暮らしの老婆の家にこんなデカい椅子が5脚もいるのだ?」と至極当然の疑問を呈すと、 「父さんの介護ベッド入れるのに、椅子が邪魔だから預かってもらってたんだ。」と何故、必要なのか?の質問には答えず、 預けていたから取りにいくのが筋だという主張を展開させてきた。
なので、「ここはあなたの実家だ。そしてこの実家は妙に面積が広い。ここに椅子を置きっぱなしにさせてもらっても さして迷惑がかかるとも思えない。なので、母が必要な椅子だけ引き上げるのはどうだろう?」と提案するも 聞く耳は持たれることはなく、軽トラで2往復してデカい椅子を5脚引き揚げてきた。

父の遺品

途中で「これは父さんの遺品だから」と物悲しいことを言っていたのだけれども、現在母が住む我が実家の半分くらいのモノは 父が使ってたものなので、父の遺品である。遺品多すぎである。 そして更に遺品追加。 そして母は父と長年暮らしてきた遺品の最高峰ともいえる住み慣れた家を「ちょっと不便だから」という理由で 最近ガッツリリフォームをキメた。そして注文で作ったシステムキッチンの素材が全てステンレスであることを自慢していた。 金額を聞くとなかなかの金額で驚いた。 父へ何十年も料理を作っていた台所は廃品として駐車場の廃棄品入れに入っていた。 遺品の定義。ということを思い浮かべていると、次に上記で記載したリフォーム後に木がむき出しになってるとこがあるので、 「ペンキを塗れ」とのお達しが届く。

ペンキを塗る

母の金言「見えるとこだけちゃんと塗れ」この言葉を胸にペンキ塗りに取り組む。 見えるとこにテープを貼ったりして丁寧に取り組んでいると、「少々は構わん、一気にいけ。寒いから早く終わらせたい」との希望を受け、 途中から雑に一気に仕上げる。 一通り塗り終えた後で「ペンキが余ってもしょうがないので、余ったペンキを上書きで塗ってけ」との追加作業が発生。 そうだった。母は昔から何かと人使いが荒かった。 こういうことを思い出せるのも人生であと数えるほどしかない。と思うと、「俺、今、親孝行してるわ~」という気分になれるので良かった。 中に入ってたペンキを全て使ったあと、牟礼の銭湯へ。

銭湯in防府

前に作ってもらってたスタンプカードが着々と貯まる。 レノファ(山口のサッカーチームね)の選手のサインが心なしか増えていた。 サウナにも入り、ホカホカで帰宅。 すきやきを喰い、21時ごろまで母と会話をしたあと、迎えに来てもらって山口へ。 今年の正月を田島のジョイフルで祝ったメンバー+さないで深夜3時前くらいまでいろいろ話す。 こういう場があるからなのだろうか?諸々情報が入ってくる。

・万全の準備をした就職面接でポンと準備した内容が飛び、「この病院の印象はどうですか?」との質問に通常時であれば、 「みなさんが連携して働いている姿を拝見すると、患者さん第一という本院が最も大事にされていることが働いている皆さんも しっかり理解された上で取り組まれているんだな。と思いました。」とかそれっぽいことを言わなくてはならないところを 「こ…この病院って…大きいなって思いました。」と幼児の社会見学の感想みたいなことを言い放ち、挙句、車に戻り、 車内で菓子を喰いながら号泣。そして採用。というハートウォーミングな話

山口の有志談

・広島出身の子に広島の街を運転してもらっていたところ「広島は地元なんで任せて」みたいな感じだったのに、 結果、シャモニーモンブランに軽自動車で突っ込もうとした。という話

山口の有志談

・エンジンかけて10mで時速70キロまで上げる子に「公道は60キロ制限だよ。」と教えてあげると、 「知ってますよ。常識です。」と真顔で返される話 などの話を聞いたりした。

山口の有志談

その後、「スナックバス江」というアニメを観ながら就寝。

日曜日

起床後、60分くらいするとさないも起床してきたので、昨日言ってた宇部探訪に出かけることにする。 出かける直前まで観ていた「俺だけレベルアップの件」が割と面白くて出発が少し遅れた。
山口市から宇部市は結構距離があるイメージだったのだけれども、数年前にできてた道路のおかげで 数十分で到着する。
さないが探してくれた量が異常に多いという喫茶店で飯を喰おうと思っていたら、日曜定休であった。

資さんうどん

隣のコンビニで他の店を探す。 「汚な美味い店がありました!」と店を見つけてくれたのでその店を目指していると、 店がUターンしないと入れないこと、資さんうどんの看板があったことを理由に資さんうどん吸いこまれるようにIN 多少待って、肉ごぼ天うどんとおにぎりを食す。 美味い。 九州のうどんって感じ。甘い汁はつい最後まで呑んでしまうな。

ロンギヌス常盤

その後、さないが「ロンギヌスの槍!」と言ってくれたので、常磐公園へ。 あれだけロンギヌスの槍を目的に進んでいたのに、二人して華麗にロンギヌスの槍をスルーし、 ロンギヌスの槍からどんどん離れて行った。 途中でさないが「あれ、槍、ここらへんにあったんですけど?」と言って常磐公園のサイトを確認。 結果、ロンギヌスの槍は移動され、我々がこれまで歩いてきた道すがらに設置されていたご様子であることに気づき、 ロンギヌスの槍探しがスタート。 結果、わりと近いとこにロンギヌスの槍はあったわけなのだけれども、二人して槍と反対側の風で羽根が上下に揺れる オブジェを無心で眺めていたようであった。 そして待望のロンギヌスの槍を前にしても特にすることはなく、写真を数枚撮影し、宇部のフジでクレープを食べ、 宇部のメインであったかったの湯で2時間風呂を楽しんだ。

かったの湯

かったの湯はサウナが通常時は3種あるみたいなのだけれども、今はスチームサウナが壊れてて遠赤外線のサウナと 塩サウナの2種であった。 かったの湯の素晴らしいところはサウナの多さ、外気浴のための椅子の設置数、風呂の数など良いところがたくさんあるのだけれども、 一番はその料金設定である一般で650円である。スーパー銭湯なのに安い! 更に驚くのが1100円のコースは銭湯+飯なのである。 風呂入ってチキン南蛮定食喰って1100円なのである。 このコスパを体験したら、もう他の銭湯は高くて行けなくなるのではないか?と思うほどの値段である。 他にも銭湯+飯+マッサージ、銭湯+飯+宿泊なんかのコースもあり、どれもコスパが良い感じであった。 かったの湯を楽しんだ後、この休みのメインであるライブを観にオルガンズメロディへ。

THE FOG

ayato,IWANTCITY,メシアと人人,石頭地蔵,peachfuzzというグッドな音揃いで音を楽しむ。 どの音も素晴らしく強固で個性であった。素晴らしいよね。 会場には佐賀のやのくんがいて「ギリギリふらっと来れる距離です」と言っていた。 山口のみんなも集結してて楽しい時間であった。 帰りはkのオカダさんの車でshisoくんと共に帰宅。 帰宅前に昼に続き、資さんうどんに再来訪。 飯を喰ったせいなのか、遊び過ぎたせいなのか、中年のせいなのか車に乗り、 IWANTCITYの最後の曲をshisoくんが流してくれたのを聞いたのを最後に意識はなくなり、 次に目を覚ますとオカダさんはアストラムラインの下を走っていた。 すいません。。



ウサギライブ


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