新学期が、始まる前に。

もうすぐ夏休みが終わるね。
もしかしたら明日から新学期の人もいるのかな？

私の学生時代の話をしようと思う。

私はいわゆるいじめられっ子でした。

理由は様々ありましたが、
「変わってる子」と言われることが多く
無視や陰口、仲間外れは当たり前。

「ブス」という言葉が書かれた机
「死ね」「消えろ」と書かれた手紙やノート
教室の後ろに飾ってあるクラス写真は
私の顔のところだけ画鋲で刺されて穴だらけ

次第に人と会話をすることや、
みんなと一緒にいることが怖くなり、
不登校という選択をしました。

学校側の対応も適当だったため
自力で頑張るしかなくて。

「もう疲れたから消えたい」
「生きるの怖い」
「死んだらもう悩まなくていい」
「ずっと真夜中のまま、朝が来なければいいのに」

そんなことを何度も考えたが
どうすることも出来ずにベッドで布団に包まる毎日。

その"最終手段"を取る勇気もなかった。

当時はめちゃめちゃつらかったけど
勉強しないと将来困るかもしれないし
進みたい道に進めないかもしれない

こんなところで、
こんなやつらのために、
私が引く必要もないよね？

そう思って再び学校に行った。

しんどかったけどね。

「なんかこの人嫌だな」
で距離を起きたくなる気持ちも分かる、が、
いじめはやはり良くない。

それ相応の対応というものがある。

「いじめてるつもりじゃなかったんです！」
では済まされない。

逆に、無意識に自分の言葉や態度で
誰かを傷つけている可能性は十分ある。

明日は私が【加害者】かもしれない。

面倒くさい世の中だが
その言動・行動が薬にもなれば
鋭いナイフになることを
忘れてはならない。

新学期、無理せずにね。

行ける時に行こう。

どうしても行けなかったら
家で勉強しよう。

つらくてつらくてしんどい時は
誰かに話を聞いてもらおう。

私は親に聞いてもらったけど
誰でもいい。
ここに吐いてもいい。

少しでも、あなたから見えている世界が
生きやすくやさしい世界になりますように。