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打点を見つつ速度と和了を逃さない打ち回り【麻雀実践No.01】

今回某雀荘にて手元を撮影してきたので
実際に打ったところを元に
打点と速度をバランスよく取れた局を説明します。

もちろん麻雀なので毎回うまくいくわけじゃないので悪しからず。

ルールはMリーグルールで
一発裏あり・赤は五各1枚づの3枚入り・後づけ喰いタンありです。
25,000点持ちの30,000点返し
トップ馬2万点
1位+30、2位+10、3位-10、4位-30
トップが偉く4位に厳しいルールです。

実際の対局時の写真を載せます。




ピンボケしてますね。そして理牌してませんね。
本当に申し訳ございません。

東場二局 親番 ドラは三索になります。
配牌時の牌姿は下になります。




理牌すると下になります。




ドラが1枚ある三向聴
567の三色同順が見えるものの
和了役が見当たらず
役牌が重なっても雀頭になるか赤ドラの五索を重ねないとロスが出てしまう牌姿です。
良形とは言い難い牌姿ですね。

点数状況は東一局で2,600を和了先制している状況です。

ここで考えていたことは
 ・連荘したい/大きな和了を先行しておきたい
 ・配牌が少し重いので無駄な振り込みはしない
 ・自模られても二着目をキープできる

でした。
安全度を少し下げても少し攻撃寄りで打とうと考えてました。


この配牌での優劣は搭子が足りているので役に絡まない牌は一萬です。

①567の三色同順は最短での和了役になりますが
 五索を重ねたときに役牌が対子になれば
 役牌ドラ1が見えます。

②五索を重ねて789の三色同順にスライドする場合がある
 面子だけで言えば789の三色同順は三向聴

③全帯系はドラの五索と萬子の567を切り出す必要があるので
 和了を目指すうえで必要がない

④萬子の一気通貫を見ると筒子の搭子が面子になった際に
 ドラを切り出す必要あり
 一気通貫だけ見れば2346萬の四向聴


今回は一気通貫と789の三色同順を天秤にかけて789の三色同順を選択。
789を見落としていると九索から切り出してしまいますし
ただリーチだけを考えているなら役牌から切り出してしまいます。
和了役を意識しながら進めます。

一順目に九筒を入れて四順目に八索をツモって来ました。
一枚切れの中を切り出します。
対面は不要牌⇒中と切り出しているので手が整ってきているか役牌が重なった可能性があるので
周りに鳴かれていない中がまだ山にあると踏んで残したいところですが
発が鳴かれた場合の方が手牌としては苦しくなるので合わせました。
また下家が筒子と索子の中張牌を三順連続で切っているので
混一色か国士無双、単純に手が早いか見ておく必要がありそうです。



五順目に四萬をツモって567の三色同順を見切り
456の三色同順の可能性を残した両面に持ち替えます。
六順目に五筒をツモって安全度を下げても456の三色同順に打ち進めます。
下家に萬子がこぼれておらず混一色が濃厚ですが
字牌の枚数が河に少なく気持ち悪いです。
対面は中張牌がこぼれ始めたので手が早そうです。
上家は辺張を払っているので打点を上げているか両面への良形変化が見えます。



ドラの三索を持ってきて搭子選択です。
456の三色同順とドラを残すかの選択です。
一枚でも打点が上昇が確定するドラを残すのがセオリーですが
上家と対面に比較的安全そうな五筒であれば
後半で勝負できると思い五筒を残す選択をします。



対面が長考の後オタ風の南を切り出してきたので五筒を切って安全度を上げます。
通常中張牌が安く切られた後にオタ風を残していればオタ風よりも中張牌のその周りに価値が薄いので
対面が仕掛けてきたら八筒八索九索と切り出す覚悟をしつつ手を進めます。また456は六筒が3枚見えており上家が遅れて出した五筒を見て1面子その周りで作ってる可能性を考慮して諦めます。



10順目に七筒を持ってきて搭子選択。
7899筒の両面待ちを作れますが
六筒は3枚見え、9筒は同順1枚切っているので
残り1枚ずつしかないので下家の国士無双に当たらない同じタイミングで九筒を切ります。

雀頭探しの旅に出ます。


ドラをツモって裏目っていますが
まだ国士無双と混一色の聴牌を感じない下家に萬子の四萬を押していきます。
一応場には赤五萬が見えていないので四萬から切り出します
自分の手から赤を含めドラが3枚見えているので
ドラがらみは対面か上家で一番高い可能性があるのは下家になるので
鳴かれたら降りるつもりで進めます。



運よく五萬を重ねて七索待ちの三色同順ドラドラの親の12,000点の聴牌を取ることが出来ました。

次順の14順目に対面からリーチが入り
ドラそばの二索を勝負でリーチして押していきます。
対面のリーチに四七索は通っていません。
六索が場に3枚見えていて七索ワンチャンスですが終盤で上家と下家が押す牌はないので出和了はないと考えリーチに踏み切りました。



対面とめくり合いとなりますが対面が
不運にも一発で掴み18,000点の和了となりました。




今回の対局はいかがだったでしょうか。
和了優勢や孤立牌での選択でドラの切り出しが早かったように感じますが
安全度を上げる場面と押す場面と参考になれば幸いです

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