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現場見学会のコツ

表題の通りです。

こんな私でも年間数回は現場見学会を実施します。

だいたいは最初から最後まで私一人でしゃべり続けます。

相手は保育園児だったり、小中学生、高校・高専生、社会人とまちまちです。
やったことがある人は分かると思うんですが、相手(特に年齢)によってやり方を変えないといけないので大変ですよね。

さてコツと銘打ったので、私なりに気を付けているコツやポイントを紹介したいと思います。


実施要領を計画する

人前で喋るのにもかかわらず、無計画はまずいですし、何より相手に失礼です。子供とはいえ真摯に対応しなければなりませんし、子供だって馬鹿ではありません。下準備無しでワチャワチャしている格好の悪い大人の話なんて聞いてくれません。

また、計画性の有無(段取り)というのは、存外に担当者や補助者のちょっとした仕草で分かるものです。
例えばチラチラと腕時計を確認している姿があれば「ああ、この人たちは時間を設定してやってくれているんだな」と時間への厳格さをアピールできるわけです。(例えばですよ)

叩きでもなんでもいいので、時間計画・人員機械配置計画・説明順序概要程度は印刷して持っておきたいものです。
子供だましでは子供も騙せませんし、保護者や教員にも不信感や不安感を持たせてしまいます。

誰も自分の話は聞いていない

これ、常識だと思っていたんですが、あんまり分かってる人いませんよねと。

思い出して欲しいのが、興味のない話を長々されると眠くなるし、苦痛です。皆さん学童時代、校長先生の話はどうだったでしょうか。聞いていましたか?聞いてなかったでしょう。

現場見学会は、よほど興味がある層(仕事や就職に直結する)以外は殆ど理解も興味もない人たちです。

受発注者合同での現場見学会ですと、最初に発注者(役所)さんが長々と事業概要やら公共事業全般に関しての説明をします。そう。子供相手でも。

何事も軽重をつけてやらねばなりません。小中学生、ましてほんの数時間の場では内容よりも印象です。印象に残るような展示・説明にしなければなりません。

前置きが長くなりましたが、どうしたら話を聞いてもらえるか。

●一音高く、でかい声で喋る。

低い声というのは通りませんし聞き苦しいです。声を張って、ちょっと高めの声を準備しましょう。わたしは「よそ行きの声」と言っています。

●相手の層の合わせた話題

子供相手ですので、やはり脱線した話は掴みがいいです。今時なら「キメツ」や「フォートナイト」「Sマリオ」「ポケモン」等でしょうか。名前を知ってるだけでいいんです。対話のきっかけに使いましょう。

「おじさん、最近の流行りが分からなくてねwwwみんな好きなものなに?フォートナイトかな?」とまあ一例ですが、年齢層によって作品名を変えてあげればあとはヤンヤヤンヤと皆さん喋り始めます。こういう場をほぐした後の方が導入よろしいのでおすすめです。

●最初にこいつやべえなって思わせる。

まず最初にクソデカ挨拶をしましょう。体が反るくらい大きな声です。

目の前にチンパンジーがいると思わせましょう。大人のチンパンジーを見る機会はそうありません。やりましょう。

前後しましたが、奇襲は最初にやるから奇襲なのです。最初にブチかまして自分と相手の緊張を取り去りましょう。

講話型でなく参加型

前項と被るのですが、参加型の見学会にした方がいいです。

だれもあなたの話なんて聞いていません。はやく目の前の機械に乗りたいし、おみやげのジュースが気になる。

さっさと乗せてあげましょう。ジュースは隠しておきましょう。

それでも喋りたいのなら参加型にすべきです。

バンバン当ててバンバン答えさせましょう。次誰に当たるか分からないようにしましょう。質問の内容は相手によって変わるのでなんとも言えませんが、とにかくテンポよく。

当然、質問の前後にはヒントとなる事を説明しておかなければなりません。テンポよく。

合ってるか間違えてるとかどうでもいいので、相手にも喋らせましょう。テンポよく。

最初にクソデカチンパンジー挨拶しているので、みんな答えてくれますよ。みんなチンパンジーよりは自分の方が頭がいいと思っているので。

参加型の教育は大人にも使えます。当然ですが。
人前で喋るというのは案外子供の方が得意だったりします。

結びに

長くなりましたが、こんな感じでしょうか。

公共土木、お堅い見学会がどうしても多くなってしまいます。

安全対策だとか環境、各届け出等、やることやっとけば民間企業の強みをもっともっと前面に出した見学会が出来ると思います。

エンターテイメントとしての現場見学会・体験会が増えるべきだと思います。

自衛隊広報はその辺さすがで、「自衛隊」という国民共通のエンターテイメントが確立されてしまった。

なんでも自衛隊と比べるなと言われそうですが。

おしまい




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