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パーソナルカラー診断を受けたオタクの話

自分に似合う色がわからない。youtubeでメイク方法を見て実践してもその時はいいな、と思うのに引いてみた時にぱっとしない。長い間メイク難民になっていました。いちオタクとしてコスプレイヤーであれば化粧の基本など身に付けられるのですが、あいにく萌え豚タイプなのでコスプレは見る専門。お金は推し活、グッズなどに使い込んで自分の事は二の次三の次。人気のある色で彩っていけばいいんでしょ、というスタンスで顔面をパレットにしていました。

しかしながら、今年はいろいろ転機を迎え、やりたいこと、夢、これから先どう在りたいかを考える上半期になりました。自分自身と向き合い始めた機会、このやる気を逃すまいと、思い立ったが吉日。パーソナルカラー診断・顔診断をぽちっと予約。表情が作れず自撮りすらしてこなかった私が、自分の顔を知るという機会を得たのでした。

パーソナルカラー診断を受けたきっかけ

そもそもパーソナルカラー診断とは、複数の質問に答えることで「イエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬」という肌の傾向でカテゴリ分けをされ、似合う色がわかるというもの。その言葉に出会った当初はちんぷんかんぷんでした。早口言葉かなと思うくらいには。
それでも自分の傾向がわかるならばと、新しい化粧品を買おうとしたタイミングで実際にネット上でやってみました。

Q.瞳の色は何色?

わからん……!!!!黒か茶はわかる。黒か茶はわかるけれどもはっきりしているとか、落ち着いている印象とか、わからん……!!自分の気持ち次第で変わってしまうのではないか、それは……!!

Q.肌は何色?

オークル系、ピンク系、色白…。わからん!!!鏡越しににらめっこをずっとしているけれども自分の色なんてわからん!!見方によっては黄色だし、見方によっては白い……?ピンクがわからん……。

Q.似合うアクセサリーの色は?

ゴールドかシルバーか。わからんて!!!!どっちも好きだもん!!!自分に似合うアクセサリーの色とか考えた事ないって!!好きなアクセサリーつけるじゃ駄目なのか……。

と、自分に向き合ったことのない私には難問といえる怒涛の質問の数。これは駄目だと。専門家に頼るものだと思い、プロの方にパーソナルカラー診断をお願いしました。

パーソナルカラー診断

結論から言うと、私の肌は1stカラーがブルベ冬、2ndカラーがブルベ夏という結果になりました。

私の受けたパーソナルカラー診断は、最初にカラーチャートのような表と共にイエベブルベの説明から始まりました。イエベ春の人はこういう系統の色が似合う、といった感じで。

なるほどと思いながら白いケープを着けていざ似合う色探し。赤一つでも4色の赤、春の赤、夏の赤、といったように実際に肌に合う色を一色ずつ見て確かめていきます。これがまたすごい。捲られる度に顔色が明るく見えたり暗く見えたりするんです。影が落ちるというのかな、ファンデーション塗っていないのに縫ったような色になる、みたいな。自分に色調補正かけたように見える色があるんです。

そんな中でも一番驚いた色は黄色。秋の黄色、すっごい顔色悪く見える……!!!えっ、日焼けした…?みたいな色。しかも隈もより一層黒く見えるし。これはあかんと思った色第一位でした。

似合う色はぱっきりとした原色、似合わない色はオレンジ系統。メイクはファンデーションはピンク系、アイメイクとかは青や紫、グレーなどがはっきりしてGOODとのこと。リップも青みが入ったものを。とにかく青み。

顔診断

続いて顔診断もしていただきました。すでに結構な時間、自分の顔を鏡で見ているのですが加えて延長戦。こんなに自分の顔とにらめっこなんて初めての機会。こんなにずっと自分の顔を見ている人なんて白雪姫の魔女くらいじゃないだろうか。

顔診断はこれもまたすごくて。顔の形だけでなく、余白、目の大きさ、口の印象など、細かく見て16タイプに振り分けられます。
私はずっと自分のことを垂れ目だと思っていたのですが、まさかのつり目の要素があり。

「えっっっ、つって!?つってる!?つってます!?私狸顔だと思っていたんですけど!!」

などと、つい声を荒げてしまいました。どうやら目のなだらかな山のおかげで本来はつり目なところが垂れ目に見えるそうで。知らなかった事実……。プロってすげぇや。ってつくづく思いました。

私の目の形。

素の顔のタイプは「清楚」のタイプに該当。清楚、どこかに置いてきた要素だと思ったら顔にいたのね。

最後に眉と唇のメイクレッスンを受けて終了。すっぴんからこの二つのメイクをしていただいただけで整形したか??というくらい顔が華やかになりました。

本当化粧、色一つで人って印象が変わるものだなと。自らの身体を使っての色調補正の体験は本当に楽しいものでした。また同じ先生に骨格診断もお願いする予定です。今年は自分と向き合う年。今までやってこなかったことにいちオタクとして、オタクマインドを忘れずどんどん挑戦していきます。

日記の一部を抜粋。興奮している。

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