ザ・スーパーマリオ―ブラザーズ・ムービー を観てきた

これも結構前に。
ネタバレ感想です。











無印だったり、マリオカート、マリオパーティ、マリオテニスとかそこそこ遊んできたけど、今回出てきたキャラクターたちのことはなんとなくしか知らないにわか状態で観に行った。

で、にわか状態でもそこそこわかるゲーム内世界のリメイク的なシーンがたくさんあって、結構楽しめた。マニアの方が面白く見れる内輪のネタがたくさんあったのかな、という気もしている。

マリオがしゃべっているのを初めて観たし、そのマリオが他のキャラクターたちとどんなふうに絡んでいるかを見るのも初めてだったので、そこは新鮮だった。ドンキーコングは昔アニメ化された時に毎週楽しみに観てたけど、任天堂のキャラクターたちが割とどういうキャラクターなのかわかる形でアニメ化されること自体珍しい気がして、「ああ、こういうキャラだったのか」という新たな発見もあった。

キャストも豪華で、声の演技が素晴らしかった。個人的にはジャック・ブラックのクッパが最高だった。

それから、次回作への期待も高まった。ヨッシーの卵がラストシーンで出てきたから、次回ヨッシーが出てくるのもそうだと思うんだけど、個人的にはロゼッタも登場するのかな、というところが気になる。「死に依る解放」という青い星の不穏なセリフが、スーパーマリオギャラクシーを遊んだことのある自分には別の意味に聞こえて、若干泣けた。

ちょっと違和感があったのは、マリオがブルックリンで事件を解決した後の、マリオの家族の対応。いい話風の演出だったけど、任天堂っぽくないというか。穀潰しだったら愛せないのにヒーローで自慢の息子だったら愛せる、という手のひら返しを美談のように見せていて、それが本当に家族の愛情なのだろうかという気持ちにはなった。より現実的でリアルなところではあるけれど、何かを為さない人間に愛される価値は無いというメッセージにも思えて、気になった。

トータルで、次回作があれば観に行くと思う。面白かったです。


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