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映画からイギリスの歴史に触れる【アン・ブーリン】

こんぺこ~

ぺこらです。今回は、趣向を変えて私が見てきたイギリスの歴史をテーマにした映画3作をご紹介します。
いずれも舞台は16世紀。ヘンリー8世の2番目の妻アン・ブーリンをテーマにした2作とアン・ブーリンの娘エリザベス1世とスコットランドの女王 メアリ・スチュアートを描いた1作をご紹介いたします。
知識がなくても楽しめる初心者おすすめ度と簡単な紹介文を添えましたので是非、視聴の参考にしてみてください。
※ネタバレはありません。

ブーリン家の姉妹』(2008年公開)

アン・ブーリンの魔性の女感を楽しみたい方におすすめ!

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(C)2008 Columbia Pictures Industries,Inc and Universal City Studios Productions LLLP and GH Three LLC. All Rights Reserved.

初心者おすすめ度:★★★★

制作:イギリス・アメリカ合作
作中年代:1527年前後
概要:ヘンリー8世の2番目の妻アン・ブーリンとその妹のメアリー・ブーリンをテーマにした作品です。原作は、フィリッパ・グレゴリー作の同名小説。
本作のアン・ブーリンは、純情な妹のメアリーと比べると非常に頭が良く悪女/魔女……いや、世渡り上手な印象。その為、女癖の悪さで有名なヘンリー8世とのやり取りはなかなか見ごたえがあります。そして、ナタリー・ポートマンの緑のドレスがとても美しかった~!
※私がイギリスの歴史を勉強し始めて最初に見た作品なので知識がなくても楽しめる作品なのでおすすめです!

『1000日のアン』(1969年公開)

王の命令には誰も逆らえない……!アン・ブーリンの芯の強さを楽しみたい方におすすめ!

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[画像引用]

初心者おすすめ度:★★★☆☆

制作:イギリス
作中年代:1527年前後
概要:『ブーリン家の姉妹』と同様にヘンリー8世の二番目の妻アン・ブーリンをテーマにした作品です。『ブーリン家の姉妹』と比べると本作のアン・ブーリンは純情で自分の気持ちを曲げない芯の強い女性という印象が強く、ヘンリー8世の自分勝手さが際立ちます。また、大法官トマス・クロムウェル……まるで魔王に入れ知恵をする腹心という感じで、彼さえいなければ!と思わせてくれました。
※少々古い作品だからか近くのレンタルショップや動画配信サービスのラインナップになく、視聴するまで苦労しました。また、アン・ブーリンの姉妹メアリー・ブーリンは本作では姉として描かれています。

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018年公開)

互いに女王でありながら相反する人生を歩んだふたり!

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(C)2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

初心者おすすめ度:★★☆☆☆

制作:イギリス・アメリカ合作
作中年代:1561年~
概要:知識が追い付かず「メアリーってアンブーリンの妹(姉)の?」となってしまった作品。少々わかりづらさが残る作品です。
タイトル通り、スコットランドのメアリー女王(メアリ・スチュアート)とイギリスのエリザベス女王(エリザベス一世)の対立・葛藤がテーマなんですが、
 ・何故、メアリー女王がイギリスの王位継承権を主張しているのか。
 ・エリザベス女王がメアリー女王に対して強く出られない理由とは?
 ・カトリックとプロテスタントとは?
……あたりの事前知識がないととっつきにくい印象です。作中での説明もほぼなかったような?
また、3:7くらいでメアリー女王寄りに描かれているのでエリザベス女王のエピソードを期待して見てしまうと肩透かしを食らってしまうかもしれません。
ただ、史実では対面したことがないと言われているふたりの描き方はとても素晴らしかった!

以上、今回は映画のご紹介でした。
イギリスの歴史をテーマにした映画は、大体どれも美しいドレスに装飾品にダンスやお城、と美術的観点でも楽しませてくれる作品が多く存在します。歴史上の人物の名前なんてわからないよ~って場合もおすすめ度を参考に是非視聴してみてくださいね!
ではでは~

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