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僕とあなたで歴史を作るゲーム

こんぺこ~
ぺこらです。突然ですが、4/10(土)、4/11(日)に東京ビッグサイトで開催されるゲームマーケット2021春 2日目 チ 36 まどりや 様にてゲームを販売します!

その名も『終わりから始まるクロニクル』

今まで夫婦でたま~にミスボドゲームズというサークル名でボードゲームやら推理ゲームを作成していたのですが、この度新しく”確定した結末に向けて物語を紡ぎだす”歴史創作ゲーム『終わりから始まるクロニクル』を作りました。
今回は、そんな『終わりから始まるクロニクル』をご紹介させていただきます。

『終わりから始まるクロニクル』とは

歴史の語り部となって仲の良い友達と一緒にいろんな物語を作っちゃおう!というゲームです。
といってもイメージがつかないかと思うので、ぺこーずたちに遊んでもらいながら説明していきます。

1.仲間を集める

『終わりから始まるクロニクル』は、2人から4人で遊べる10分~20分のゲームです。
初対面同士よりはカップルやご夫婦、仲良し友達で遊ぶとより楽しめます。
今回は、ぺこら、ぺこり、ぺこる、ぺころの仲良し4人組に遊んでもらいました。

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2.紡ぎたい歴史の舞台を選ぶ

『終わりから始まるクロニクル』には、5枚のシナリオペーパー(裏表合計で10シナリオ)が入っています。
全員で話し合い、遊びたい舞台設定を選びましょう。
今回はシナリオ6『青春の1ページ』を選択しました。

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シナリオペーパーには、『ジャンル』、『年表情報』、『シナリオの結末』が書かれています。
『ジャンル』は、舞台設定。
『年表情報』は、全員で作り出していく歴史のタイミング。
『シナリオの結末』は、この物語の結末が書かれています。

ん?結末?

そう、このゲーム、結末は最初から決まっているのです!!
どんなに奇跡的なことがおこっても、どんなに悲惨なことになっても、物語の結末は変わりません。
今回の場合は、『卒業後 こうして学園生活を終えた。』が物語の結末です。
ぺこーずたちは、この結末に向けて青春の1ページを描くことになるのです!

3.準備をしよう

『終わりから始まるクロニクル』を遊ぶには、人数分のペン、13枚のメモ用紙が必要です。メモ用紙は、20文字~40文字程度を書ける大きさがベストです。付箋を使うのもいいですね。
メモ用紙には、シナリオペーパーに書かれている『年表情報』(12枚)と結末を記入します。その後、年表のみが書かれたメモ用紙は、プレイヤー全員に配り、結末は全員が確認できる場所に置いておきます。

これで、準備は完了です!

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例:ぺこらは『1年生入学』『2年生春』『3年生春』を担当します。

3.物語を紡ごう!

『終わりから始まるクロニクル』では、全員同時に好きな年代1枚に出来事を記載し、同時に公開します。
これを配られたメモ用紙がなくなるまで繰り返します。

メモ用紙1枚につき20文字~40文字程度、制限時間は2分程度としてください。

最初は、何を書けばいいのかわからないかもしれません。
しかし、ゲーム中の話し合いは厳禁。いつだって歴史は筋書きがないのですから。物語を紡ぐコツは以下の3点。

1.物語をふくらませてみる
大胆な固有名詞や用語を入れてみると物語に深みがでます。
学園なら、委員長、怖い先生、持ち物検査、赤点など。

2.物語を関連づけてみる
2枚目以降は他の人が書きだした出来事に関連する用語を入れてみましょう。
学園なら、怒られる、生徒指導室、持ち物の没収、追試など。

3.失敗を恐れない
回数をこなしていくにつれて、出来事が被ってしまうことがあります。でも、大丈夫。どんなことがあっても結末は変わらないのですから。
ある学園では、体育祭は夏と秋に2回あるかもしれませんし、クラス替えだって春と秋にあるかもしれません。

ぺこーずたちの物語を見てみましょう。
どうやら1ラウンドが終わったようです。時系列でみてみましょう。

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おやおや、ぺこりとぺころが『運命』の女の子について書いており『運命』の出会いが2回起きてしまいましたね。ふたりは少し気にしているようでしたが、ぺこらは「ふたりとも大丈夫だよ!まだ始まったばかりなんだから」と励まし2ラウンドめを始めたようです。
物語についての想いや意図はゲーム中に話すことはできませんが、ぺこらのような声かけはとてもGOODです。もし気にしている友達がいたら声をかけてあげたいですね。

4.タイトルを考えよう!

メモ用紙がすべて書き終わったら最後の仕上げです。
すべての出来事から結末を読み上げ、今回作り上げた物語にタイトルをつけ歴史の幕を閉じましょう。そこには、他にはないあなたたちだけの物語が出来上がっていることでしょう。
時間があれば、それぞれの想いを聞いてみたり、他の舞台の歴史を紡ぐのも楽しいかもしれません。

以上、『終わりから始まるクロニクル』のご紹介でした。
少しでも『終わりから始まるクロニクル』に興味を持っていただけましたら幸いです。ゲームマーケット以降の販売予定は

一方、遊び終わったぺこーずたちはというと……
どうやら『僕と君の運命の物語』とタイトルをつけ、また新しい物語を作ることを決めたようです。彼らの紡いだ物語が一体どんなものだったのか。
それは彼らだけの秘密のようです。

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