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昨日のNY株式市場概況(2024年7月10日)

S&P500:5,633.91(+1.02%)
ダウ30:39,721.36(+1.09%)
Nasdaq:18,647.45(+1.18%)

前日に続き、FRBパウエル議長が議会証言を行いました。目標とするインフレ率2%はまだ達していないが自信はあると述べたほか、データに基づいて必要と判断すれば政治日程に関わらず決定を下すと発言したことから、9月利下げへの期待が一段と高まりました。

こうした発言を受け、株式市場では買い安心感が広がり、ほぼ全面高の展開となりました。S&P500は5600台に乗せ6営業日連続で最高値を更新、Nasdaqも7営業日連続の最高値更新となりました。

台湾半導体(TSMC)が発表した6月の売上高が前年同月比+32.9%の大幅増となり、4~6月期でも予想を大きく上回りました。これを好感し、半導体が大きく上昇し、指数を押し上げました。

一方で、ソフトウェア関連の一角が安く、セキュリティソフトのクラウドストライク(CRWD)が▲3.0%と大きく下落しました。従業員の10%(約1800人)の人員削減を発表した会計ソフトのインテュイット(INTU)は▲2.7%下落しました。

アルファベット(GOOGL)が買収を断念したとの報道により、マーケティング・ソフトウェアのハブスポット(HUBS)は▲12.1%と急落しました。

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