昨日のNY株式市場概況(2024年1月17日)
S&P500 ▲0.56%、ダウ30 ▲0.25%、Nasdaq ▲0.59%
年末商戦が好調だったことから、12月の小売売上高が前月比+0.6%と予想(+0.4%)を上回りました。個人消費の底堅さが示された格好ですが、これを受けて早期利下げ観測が一段後退、10年国債利回りも4.1%台へと上昇し、株式市場は売り優勢となりました。中国の2023年のGDP成長率が5.2%と低い成長率だったことも重荷となったようです。
金利感応度の高い不動産が大きく下げたほか、前日上げた半導体も反落し、その他のITや重工、運輸、エネルギー、公益も軟調でした。
一方で保険や食品、小売やヘルスケアの一角は小幅ながら全般に堅調な結果となりました。
決算で営業収益が予想下回ったチャールズ・シュワブ(SCHW)が▲1.3%、中国に続き、欧州でも値下げを発表したテスラ(TSLA)が▲2.0%と下落しました。
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