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昨日のNY株式市場概況(2024年5月24日)

S&P500:5,304.72(+0.70%)
ダウ30:39,069.59(+0.01%)
Nasdaq:16,920.80(+1.10%)

ミシガン大学の今後1年間の物価上昇見通しが3.3%と予想(3.5%)を下回り、利下げに関する悲観的な見方が多少後退した格好となりました。これを受け、前日全面安だった株価は反発、3連休を控え売買高は普段より少なかったものの、買いが優勢となりました。

好決算を受け前日急騰したエヌビディア(NVDA)は+2.6%と続伸し、他の半導体もクアルコム(QCOM)+4.3%、アドバンテスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)+3.7%など回復を見せました。素材や重工、金融、エンタメも堅調でした。一方、ヘルスケア・医薬は下落し、運輸も全般に軟調でした。

AIへの電力供給の観点から新たなAI関連銘柄として注目が高まっている再生エネルギーが急伸しました。ファーストソーラー(FSLR)+10.8%、エンフェーズ・エナジー(ENPH)+6.5%、機器メーカーのGEベルノバ(GEV)+9.8%といずれも大きく上昇しました。

通期のサブスク収入の見通しを引き下げたワークデイ(WDAY)が▲15.3%と急落しました。また、決算は予想を上回り、通期見通しも引き上げた金融・税務ソフトウェアのインテュイット(INTU)は、税務申告プログラム「TurboTax」無料版から100万人の顧客を失う見込みと発表し、▲8.4%と大幅な下落となりました。

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