昨日のNY株式市場概況（2024年7月2日）

S&P500：5,509.01（+0.62％）
ダウ30：39,331.85（+0.41％）
Nasdaq：18,028.76（+0.84％）

4日の独立記念日の休暇（3日は短縮取引）と5日の雇用統計発表を控え、2日の取引は薄商いとなりました。FRBパウエル議長がこれまでのインフレ対策に進展の兆しがあると発言したことを好感し、買いが優勢となりました。

S&P500は終値で5500を突破、NASDAQも18000を超え、ともに最高値更新となりました。メガキャップや金融が上昇した一方、医薬や小売の一角は下落しました。

4～6月期の販売台数が前年同期比で▲4.8％と減少したものの、減少幅が予想よりも小さかったことから、テスラ（TSLA）は+10.2%と大幅な続伸となりました。
アナリストが投資判断を引き上げたオン・セミコンダクター（ON）は+5.4％と大きく値上がりしました。

バイデン大統領とバーニー・サンダース上院議員がデンマークの医薬品メーカーのノボ・ノルディスク（NVO）とイーライリリー（LLY）に肥満治療薬の薬価引き下げを求めたことを受け、ノボ・ノルディスクは▲1.7％、イーライリリーは▲0.8％、それぞれ下落しました。