はじめてお客様が僕をフォローをした日に思うこと

今日は、タイトルの通りの日でした。定期配信しているメルマガでこのnote記事についてPRしたら、昨日の僕の記事を読んでくれて、「オンラインミーティングやろうぜ!」みたいな反応までしてくれて本当最高でした。これは僕の人生でも初めての経験で、「とても嬉しい記念すべき日である」ということは間違いないのですが、この感覚を新鮮なうちに”嬉しい”以外の言葉で素直に記事に残しておこうと思います。

この感覚を例えるなら

売れないミュージシャンが駅前で下手な歌を精一杯大きな声で歌っているときに、一人の人が立ち止まってくれて空っぽのギターケースの前に来て、じっと歌を聴いてくれているような感じ。もしくは、昼下がりの公園で自分一人で何か有名な歌を歌い始めたら、Bメロから一人の人がニコニコ笑いかけながら一緒に歌いだしてくれるような。今思いつくのはそんな感覚です。何とも言えない、「頑張ろう!」という気持ちになりました。事業を継続するためのモチベーションにお客様の存在って大きいなとあらためて思いました。

普通のフォローとの違い

友達や知らない人からフォローされることも嬉しい。僕も逆にフォローする時があるけれど、その時はなんか「お、面白そうなことしてるな、頑張れよ、応援しているぞ」といった気持ちでフォローしています。でも完全にその人のやっていることは知らないし、ましてやそのサービスを買ったことも、使ったこともないのだから当然ながら少し距離がありますよね。

でも、お客様にフォローしてもらうと、なんかもうすごく背中を押された気分になるわけです。金銭的にどうとかではなくて、「お前のやってることいいぞ、もっとやれ」みたいなささやきが聞こえるというかそんな気持ちです。自分たちが提供しているプロダクトやサービスを喜んでくれているだけでなく、私たちの事業が持っているビジョンにも共感してもらえているような、そんな最高な気分になるわけです。

何事も最初の1から

すごい人はフォロワー何十万人とかいう世の中ですが、すべてのことは最初の1からだと思っています。

ほとんどの事業が上手くいかない、もしくは前に進まないのは、一般論や抽象的な言葉で終わってしまっているケースがほとんどです。

たった一人でもいいから人の具体的な言葉を聞いて、それを拾い集めて期待に応えていったほうが確実に事業として広がる。これは肌で感じてきました。だからこの最初のフォローが特別嬉しいわけです。

この関係性すごいおもしろい

と同時に「この関係性なんかすごいおもしろい」と思いました。

伝統的な産業システムの中では、「お客様」と「私たち」、「買い手」と「売り手」という非常に明確な区分がありました。

いやそもそも昭和の時代には”フォロー”という概念もなかったし、SNSはおろかブログだってなかったわけですから当然といえば当然です。考えてみたら、時代は変わって、コミュニケーションの方法も変わったし、ビジネスモデルだって業界によってさまざまなわけです。どんな関係があってもいいですよね。

たとえば「使う人」と「買う人」が以前の世界ではほとんど一致していましたが、今は一致しないことがとても多いです。私たち消費者は、Google検索を毎日のように「使って」いますが、ほとんどの人がGoogleから何も買っていないわけです。そしてGoogleから何かを「買っている」のは広告枠が欲しい企業になっていますよね。Facebookだって、Twitterだって挙げだしたらキリがありませんが、本当にさまざまな関係があります。

こんな世の中だから、お客様にフォローされるような関係が自然に発生するのも決して驚くべきことではないのかもしれません。

僕としては、ただひたすらこの最初の1を大切にして良い事業に育んでいきたいなと、心新たにしたわけです。まだまだやる事いっぱいあるよ!がんばります!

以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!よろしければ、スキ、フォローよろしくお願いいたします!

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