No.38-赤の混ぜ差し
【生けた日】
2022/5/30(月)
週末から流れて月曜に。まだまだドウダンツツジがきれいな新緑を見せてくれています。
【花の種類】
ダリアのあるお花やさんとは別のところに来ています。今回は枝ものを省略して混ぜ差しとします。いろんな赤と、カーネーションは濃いピンクも取り混ぜて揃えています。
アンスリウム 1本
カーネーション(3種) 3本
ガーベラ 1本
ケイトウ 1本
キキョウラン 1本
【花器】ガラス花器(新)
今回は草ものということで、口が途中ですぼまった形のガラス花器を取り出してきました。上半分に水をためて、カーネーションの1つを水没させています。笑
【ポイント】キキョウランの線を活かす
今回は一見ニューサイランにも見えますが、キキョウランを選んでいます。末広がりな葉の伸びやかさが上手く伝われればいいなと思っています。
赤のマスも葉の間に入り、1つとして同じ花がない状態で、まとまって見える作品として異色ですね。
【花の価格】 1,830円
実はちょっと高級なお花屋さんで購入しました。アンスリウムが470円だったことを考えると、かなりお安くなった本当の理由は、花種がお安めのものばかりだったということですね。
【作品】
購入時はノーアイディアで、ある意味、これを購入するより選択肢がなかったキキョウラン。改めて花材をほどいてみて、うまく長い葉の扱いがみえたところで、だいたいの形は決まったように思います。
キキョウランを真に、赤い花々を短くまとめていきました。すると、自然と余分な葉の出番ができて、さらにはガーベラの1本の立ち位置が定まりました。首の向きの調整はお楽しみです。
【まとめ】
少し撮影の向きを変えるだけで、大きく印象が変わる作品となりました。葉を中心に見たいか、それとも赤い花を中心に見たいかにより、鑑賞の角度が異なってきます。
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かしこ
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