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No.28-春の桜色と濃赤と

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【生けた日】2022/2/19(土)夕方

久しぶりに外出しました。帰りに花を買い、3本の枝に注意を払いながら、降り出した雨の中を自転車を押して帰ってきました。

【花の種類】バラ イブピアッチェ と2種類のアカシア

今回は久しぶりにサンゴミズキを直線の造形で生けたくなり、お花屋さんの店先で大体の構成を考えてから花を買いました。

サンゴミズキ  3本
スイトピー 3本
カーネーション 1本

【花器】ガラス花器2点

枝ものが花を囲うようにしたいと思い、2つの花器を組み合わせました。あとはやってみて調整する方向で。

【ポイント】サンゴミズキの直線の構成

枝分かれしていない枝振りのものを3本用意したので、生ける前に細かい枝を整理して線を強調するようにしました。スイトピーは縦にマスにする予定でしたので、できるだけイメージ通りに縦が見えるようにしました。

【花の価格】1,963円

枝はそれなりにしますが、スイトピーとカーネーションは安定の価格です。

【作品】

枝の向きや穏やかな曲線に合わせてためたり折ったりしながらまとめました。やってみると、まるでダビデの星のような形が浮かび上がり、結果として星形が桜色の花々を囲うような形になりました。スイトピーはあまり圧縮するといけばなではなくなってしまうので、適度に空間をつくりました。

【まとめ】

この季節になると目につく桜色と、サンゴミズキの濃赤。いずれも個人的には学生時代を思い起こさせてくれる色です。サンゴミズキはいけばなの練習に登場する頻度の高い花材で、それもまた、学生時代を彷彿とさせてくれます。今回は基本的な形になりましたが、それもまたよしかなと思います。

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かしこ

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