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No.5-ワレモコウの季節

【生けた日】2021/08/27(金)夕

仕事を終えた夕方、散歩がてら今週のお花を買いに外へ。正直少し身体が参っていたタイミングでしたので、いいリフレッシュになりました。お花と向き合うのは実際には2,30分ですが、ただ無心になれるのです。

【花の種類】葉と花

またまた同じ花屋さんへ。ワレモコウをみるなり、思い切りこれを広げた作品を作りたいと思いました。なぜか毎年、この夏の終わりから秋の香りが始まる時期には、必ず触れたい花材ののひとつです。

ワレモコウ
日扇の実
グリーンスケール
エキナセア(花)

【花器】ガラス器

丸いガラス器。少し合いませんが、これを使うときには角の剣山を使います。

【ポイント】分けてつなげる塗り絵気分

それぞれの花材の領域は分けてつなげる、いわばパズルというか、塗り絵というか、混ざらないように領域を分けて配しています。

【花の価格】2,600円程度

お花のお稽古の花代は3000円から5000円ではないかと思っています。以前は平気で一度に一万円は使っていたのですが、リーズナブルに美しい花を目指しているのでこれでも個人宅に飾るには結構いいお値段だと思っています。

【作品】気味の悪い調和

ワレモコウ以外はいずれも気味の悪い味付けの草花たち。とくに日扇の実はなかなかのインパクトに吸い込まれるように主役にしました。もちろん、ここでは花であるエキナセアが主なのですが、これはハーブの一種で、花は珍しく、中間色ながら胸を張ったたたずまいに若干おののきながらも、中間色らしく、中央にまとめて陣取っていただきました。また、グリーンスケールのさらさらした気味の悪さもいつか手に取っていただきたい花材です。

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全体像。

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立ち位置からの目線。エキナセアを見せようとするとバランスがわかりにくくなり、撮影に苦戦しています。

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足下のエキナセアとグリーンスケール。

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真上からの図。案外このランダムさがもっともよいかもしれません。

【まとめ】

そうはいっても、やはり日扇の実の新芽のようなふくよかさと、秋の代名詞ワレモコウのからみには癒やされますね。

ゆく夏の遅れてきた怪談のような面白さの塗り絵ができあがりました。


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かしこ


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