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「サク山チョコ次郎」が教えてくれた!キャラクターを記憶させるために行ってきたさまざまな仕掛け

はじめに

正栄デリシィは、会社のアイコンとなる商品として2017年「サク山チョコ次郎」を発売。商品とキャラクターの組み合わせによって、コミュニケーションとエンターテインメントの両立を実現。テレビCMも全国放送され人気が拡大中だ。

サク山チョコジロー
スーパーで何気なしに手に取ってみたけども、いや、マジで美味い。

それ以降、ぼんやりと記憶はしていたものの、サク山チョコジローを売るために、YouTube動画やインフルエンサーコラボなどなど…
上記の記事をきっかけに、こんなにもいろいろなPRがなされていたなんて、ちょっと感動したので、少し深堀したいなぁと思います。

チョコジローの世界観をあらゆる手法で伝える!

パッケージだけでは伝えきれない世界観を、動画などのコンテンツで発信しました。当社の公式サイトから見られる動画は「チョコジロー絵描き歌」や「チョコジロー体操」など、親子で楽しんでもらえる内容になっています。発売を開始したころには、子ども向けのコンテンツを配信しているYouTuberやSNSのインフルエンサーとコラボレーションして商品を紹介してもらいました。

特徴的な商品とキャラクターが話題の起点に 「サク山チョコ次郎」の記事より引用

「む? お菓子のキャラクターに世界観なんてあるの?」
なんて思ったけど、よくよく考えたら…

・チョコボール:キョロちゃん
 └おもちゃの缶詰欲しくて買いまくった

・ガリガリくん:ガリガリくん
 └少年野球やってた頃の夏のお土産の定番!

・ミルキー:ペコちゃん
 └なんでか台所に必ずストックがあった

・よっちゃんいか:よっちゃん(?)
 └母親のおつまみを分けてもらって喜んでた 

子どもに人気の有名なお菓子にはその顔となるキャラクターがいましたね
それぞれ、どうやってキャラクターを記憶したのかすら思い出せないけど…
なんか、自然と覚えてたんですよね。
振り返ってみると、少年野球だったり、おつまみだったり、どれも、家族間での思い出があった気がします。

子どもに人気のお菓子を作り出すには、家族間での思い出を想起させることができる、人気のキャラクターが必須なのか…
そう気づいてから上記の記事を読んでみて、「PESOモデル」に当てはめてみると、チョコジローには知ってもらうための仕掛けがいっぱいありました。


チョコジローで見るPESOモデル

《PESOモデルとは?》

顧客目線でマーケティングと営業、サポート、広報のプロセスを一気通貫して設計したカスタマージャーニーに対して、 Paid Media(広告)、Earned Media(口コミ)、Shared Media(SNS)、Owned Media(Webサイト)、と4つのメディアへバランスよく施策を実行する広報マーケティング手法を「PESOモデル」という。

引用元:https://yuryoweb.com/peso-model/

ペイドメディア:テレビCM

アーンドメディア:インフルエンサーコラボ

シェアードメディア/オウンドメディア:SNS

シェアードメディア/オウンドメディア:YouTube動画

その他にも、調べたら無限にチョコジローが出てくる出てくる。
ほかにもさまざまな施策が仕掛けられてはいるものの、やっぱりお菓子の知名度を全国区にするためには、本当にたくさんの事をしなきゃならないんだと思い知りました。(すげぇよチョコジロー…

とはいえ、正直、この記事を読んで調べるまで自分は上記でチョコジローのことを見た事がありませんでした…

自分がチョコジローを知ったきっかけは――

スーパーの陳列棚!
なんか、目に留まるんですよね…
しょっちゅう買い物に行くし、お菓子コーナーって老若男女問わず色んな人が見ているし、スーパーの陳列棚って、PRする場所としてはかなりの好立地なんじゃないかと感じました。


最期に

近年は母親も共働きなどで忙しく、子どもと会話する時間もないのではないかと考え、お菓子が会話のきっかけになるよう、キャラクターの「チョコジロー」の表情をチョコレートに型取り、「チョコジロー語」をビスケット面に印字しました。チョコジローに関する背景の設定も含めて、商品そのものがおいしくて、楽しい会話の起点になることを目指しました。そこで面白さを感じてもらい、拡散につながればと考えました。

チョコジローの開発の想いにめちゃくちゃ感動した。
たしかに、チョコジロー語は口に出したくなるし、
子どもがお母さんに「いっチョにたべよ!」などのチョコジロー語を語りかけてる家庭の姿がぼんやりながら想像もできました。
素敵すぎるぜチョコジロー。

調べてみて、なんだかチョコジローのファンになりました。
帰りに一袋買って帰ろうと思います。
だいチョき! チョコジロー!


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