Nazki Urushibata

すべてのタイムスケジュールが終わって撤収完了した後の、がらんとしたコンサートホールのス…

Nazki Urushibata

すべてのタイムスケジュールが終わって撤収完了した後の、がらんとしたコンサートホールのステージが好きです。話題は音楽全般(特にクラシックと吹奏楽)、育児、他。

マガジン

  • 後悔しないコンサートのつくり方

    吹奏楽部などのアマチュア演奏家がコンサート各種の制作をするとき、気をつけたほうが上手くいくことを全10回の記事にまとめました。2019.10.16日完結済

  • 音楽堂これくしょん

    コンサートホール、ライブ会場、音楽サロン、言い方は様々な音楽堂たち。行き方や特徴、利用案内も。

最近の記事

  • 固定された記事

works&profile

 これまでにやったこと、書いたもの、しゃべったことなどをまとめておきます。 works吹奏楽の地区大会や県大会を巡ってます  産休に入るまでは毎年どこかしら遠征しておりました。コンクールにも地方ごとにローカルルールがあり、完全に同じ環境での審査とはいえないところに興味を持ったのがきっかけでしたが、下位大会でなくては出会うことのできないバンド(コンクール受けしない、編成ムラ、個性のある演奏、理由はいろいろです)を聴けるのが楽しくて、ついつい毎年計画していました。  こどもが

    • 電話連絡

       F先生にあんたの本をお渡ししたよ、と実母が知らせてくれた。先週の半ばごろの話だった。  F先生はわたしが6歳から12歳までピアノを習っていた先生だ。実家から徒歩1分。絵に描いたような良家の子女で、いつも鈴の鳴るような声でお話された。  実母は「あんたの最初の音楽の先生」と言うが、本当に最初にお教室に通ったのは3歳で始めたエレクトーン教室だった。今考えてもあまり良い先生ではなかった。怖かったし叩かれた記憶もうっすらある。齢3〜5歳にして、教室までの道のりが随分憂鬱だったのも覚

      • +3

        12/2 すみだトリフォニー ケルティック・クリスマス

        • 入稿しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!             (まだ色校正あるけど…💔)

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        マガジン

        • 後悔しないコンサートのつくり方
          10本
        • 音楽堂これくしょん
          7本

        記事

          今日が文字通りの「山場」 負けるな、働け、手を動かせ 手を動かせば、いつかは終わる。

          今日が文字通りの「山場」 負けるな、働け、手を動かせ 手を動かせば、いつかは終わる。

          軽い気持ちでパスワード更新しようと思ったら、Twitter(X)ログインできなくなりました。ただしくは2段階認証のアプリがうまくいかないのですが、ちょっと復旧までお時間頂戴します。 良い機会だから、もうあれは表垢に限って、すれっずかのーとに鞍替えしようかな

          軽い気持ちでパスワード更新しようと思ったら、Twitter(X)ログインできなくなりました。ただしくは2段階認証のアプリがうまくいかないのですが、ちょっと復旧までお時間頂戴します。 良い機会だから、もうあれは表垢に限って、すれっずかのーとに鞍替えしようかな

          【散文】言葉の色、かたち、温度 / 形にされ、音になる「言葉」

           おなじ意味を持つひとつの言葉でも、文字でどのように書くかによって、受け取られ方には差が出る。 「おなじ意味を持つひとつの言葉」 「同じ意味を持つ一つの言葉」 「おなじ意味をもつ、ひとつの言葉」  漢字のひらき方や句読点の打ち方だけでもこんなに違う。そこに書き手の考えや思惑、ひらたく言えば“個性”が出る。  他人の書いているものを校正するときは、その個性を消さないよう気をつけつつ、誤字脱字や意味のとおりにくい記述を見つけていく。自分が書き物をしている合間にこの作業をする

          【散文】言葉の色、かたち、温度 / 形にされ、音になる「言葉」

          吹奏楽コンクール地区・県大会のたび 2023

           コロナ禍もだいぶ収束して、ゆるゆると予選大会めぐりの旅を再開しました。とはいえまだ子供も小さく、夏は本業の繁忙期でもあるので、ひとまず日帰りで行ける範囲に絞っております。感想というより備忘録のため、あまり面白くないかもしれませんがおゆるしください。  ほんとは7/24に滋賀の南部地区大会(守山市民ホール)に行くつもりが、病み上がりだった息子が心配でやむなく断念。熱は下がっていたものの、滋賀までは新幹線で片道4時間の道のり、帰れなかったら我が家が壊滅状態になるのは明白だった

          吹奏楽コンクール地区・県大会のたび 2023

          りんくつりーなるものをしてみんとす https://linktr.ee/urunazki

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          吹奏楽コンクールに音楽を鑑賞しに出かける時の注意事項

           お暑うございます。すでに吹奏楽コンクールの地区大会は、終わってしまったところもありますが、みなさま練習に応援にとお忙しいところと思います。おつかれさまです~  先日なんとかかんとか送り出した拙著については、色々な方に吹奏楽について考え直す機会にしてくださっているようで、大変ありがたいことです。  さて、シーズンなので、先日から地区大会・県大会の開催状況などをウォッチングしているわけなんですが、もし、もしですよ。私や他の吹奏楽愛好家のみなさまに触発されて、吹奏楽コンクール

          吹奏楽コンクールに音楽を鑑賞しに出かける時の注意事項

          吹奏楽コンクール2023予定一覧(関東圏ver.

          2023年度(令和5年度)の吹奏楽コンクールの予選大会(県大会以下)について、まとめていきます。随時更新! 基本情報ソース:全日本吹奏楽連盟予選日程(2023.ver) 【凡例】 A部門:中学校50名以内/高校・大学55名以内/職場・一般65名以内。大編成とも。課題曲と自由曲を演奏する。 B部門:概ね30~35名以内を規定とするが、都道府県や参加するコンクールによって異なる。自由曲のみ。 その他:各都道府県連盟が独自に制定した部門(C、D、フェスティバル、ほかいろいろ)基本

          吹奏楽コンクール2023予定一覧(関東圏ver.

          「好きな作曲家」と性差別

           なんか御大層なタイトルになってしまったのだが、そんなに大上段に振りかぶるつもりは毛頭ない。ただ素朴に疑問をもっただけだ。 「ブルックナーを聴くのは男性ばかりだ」 「女性にはこの良さがわからんのだよ」  こういう言い方は、いったいいつからメジャーになったのだろう。  自分自身もこの言い回しに、さして疑問をもたず「そうだよなあ」と思ってきていた。だが、なぜそういう認識になったのかの答えは知らない。  シンプルにこの疑問をつぶやいたところ、いろいろな反応を得た。  女性の

          「好きな作曲家」と性差別

          「羊は安らかに草をハム太郎」のリハーサルに潜入してきた[Report]

           2月8日のこのツイートがタイムラインを駆け巡っていたとき、運悪くわたしは仕事で大きめの校了を控えていて、Twitterにほとんど触ることができていなかった。やっと気づいた時にはすでにものすごい量の反応が集まっていた。  よくよく見ると、吹奏楽界隈にはとてもよく知られた伊藤康英氏が、すでに曲を書きはじめているというツイートもあった。  伊藤康英先生といえば、吹奏楽のための交響詩《ぐるりよざ》や、吹奏楽コンクールの課題曲として書かれた管楽器のためのソナタなどにはじまり、膨大

          「羊は安らかに草をハム太郎」のリハーサルに潜入してきた[Report]

          以前課金して入れたガントチャートのアプリがどうにもみづらく、スケジュールの管理に支障がでるので、代替策を検討。あれこれ探したが、決定打がないので、グーグルスプレッドシートで自作することに。結局スプレッドシートになる。あれも、これも、ぜんぶスプレッドシートにほうりこむ。

          以前課金して入れたガントチャートのアプリがどうにもみづらく、スケジュールの管理に支障がでるので、代替策を検討。あれこれ探したが、決定打がないので、グーグルスプレッドシートで自作することに。結局スプレッドシートになる。あれも、これも、ぜんぶスプレッドシートにほうりこむ。

          備忘録:時代に合わせたメディアの変遷と、人間側の順応

           最近身の回りで起こっている出来事について、色々思うところがあったので、こっそり書きのこしておきます。本件の本筋からは少し離れるとおもうので、あくまでこっそり。 -------------------------------------  前提:とあるオンラインの音楽雑誌の編集長が書いた批評について。2022.4月に初演されたとある曲に対し、前述の編集長が大変強い言葉を使って批評を行いました。作曲者はそれをうけて反論、ステイトメントを出しました。いっぽう当該オンライン雑誌

          備忘録:時代に合わせたメディアの変遷と、人間側の順応

          「お手すきの際でかまいません」

           どんなにオンライン化や自動化が進んだところで、仕事は結局人と人の間に成り立っている。  先日、とある仕事先からのメールに、とても短い〆切が付してあった。この方をひそかにわたしは「ロボ」と呼んでいる。お目にかかったこともあるし会話したこともあるが、昨今はAIでももう少し柔軟な対応をしてくれるよな……と嘆くことがしばしばあったからだ。〆切までにこちらから諸々お送りしたあと、その方が更に別の部署に投げることは知っている。それに必要な時間をとってあるのだろう。だが、それは単にこちら

          「お手すきの際でかまいません」