【5分で理解する】WEB3に移行すると何が変わるのか?問題点も解説
目まぐるしく進化を遂げるIT技術。次から次へと新たなサービスが展開されていき、理解に追い付くのも一苦労ではないですか?
横文字や専門用語のオンパレードに混乱することでしょう。「これからの時代はWEB3だ」と言われてもピンとこないもの。
いったい、移行したら何が変わるのかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、WEB3に移行すると何が変わるのか簡単に解説していきます。伏せて、問題点もお伝えしますので最後までチェックしてみてくださいね。
読み終わる頃には5分でWEB3の概要が理解でき、人に説明できるくらい知識が深まるでしょう。
■WEB3で何が変わるの?
まずWEB3で変わるのは、システムの運用方法です。従来は「中央集権型」から「分散型」へ移行します。
それぞれの特徴は以下の通り。
・中央集権型とは
あなたとネットワークの間に仲介業者が存在する。役割として、やり取りのサポートやデータ管理などを行う。
代表的な業者は、GoogleやAmazonなどの巨大なプラットホームを持つ会社。
・分散型とは
あなたとネットワークの間に管理者が存在しません。そのため、自分でデータをブロックチェーン上に保管し、管理していく必要がある。
WEB3で変わることは、アドレスやパスワード設定などの煩わしい登録がなくなりますね。
また、仲介業者を通してやり取りをする必要がなくなるので、手数料が抑えられる点もメリットになるでしょう。
つまり、企業と直接取引ができるようになるわけですね。例えば、銀行の業務で手数料が取られなくなるような感覚です。
一企業に個人情報を管理されなくなるため、情報漏れいのリスクを下げられますね。
■WEB3の問題点もある
利便性が向上し、セキュリティ面も改善されると言われているWEB3ですが、問題点もあります。日本では税制度に関する点が議論とされていますね。
ネットワーク上で使えるのは現物のお金ではなく「トークン」などに変わるため、税制面での判断基準が整っていないのです。
さらに、貴重な資金が他国に流れてしまえば、日本の経済にも影響が及ぶことも考えられるでしょう。
また、世界のコミュニティやエコシステムに参加できていない問題点も抱えています。それにより、技術や最新情報の取得に遅れが生じている状態です。
他にも以下の問題点もあります。
1.データの管理は自己責任になる
2.セキュリティ面が整っていない
3.まだトークンの使用料が高い
こうした問題点を改善していけるのか見守っていく必要があるでしょう。
■すでにWEB3を取り入れている事例。
日本では設備が整っておらず、知識も普及していない点で移行するまでに時間が掛かると言われています。
しかし、世界にはすでにWEB3を活用しているところもあるのです。ここでは、事例を紹介していきますね。
代表的なのが、「Open Sea」というマーケットプレイスです。
噛み砕くとECサイトのように売買するところ。ユーザー登録なしで、ウォレットを連携することで購入可能なのです。
※ウォレットは財布という意味。個人でデータを管理するためのアプリになります。
他にも以下のようなサービスがありますね。
・My Crypto Heroes
・Brave
サービスの中には、ゲーム内で得たアイテムに価値を付けて販売することも可能。また、広告なしでサイトを楽しめるものもあります。
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