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貴方みたいになりたいと思ってた
貴方はずっと 私の憧れだった

でも どれだけ真似ても貴方のようにはなれなくて
貴方の背中は私が走れば走るほど 遠ざかった
苦しくて こんな沼から早く抜け出したくてもがいてももがいても 首は締まっていった

貴方はいつも 私とは違って輝いていた
貴方の輝く笑顔を見るのが 辛くなった

身勝手な嫉妬に狂った醜い獣はある日 全てを捨てた
薄っぺらなプライドも 貴方のようになろうとすることも

全てを捨てた獣は見た
貴方とは似てもつかない けれど爛々と光り輝く 自分の姿を


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