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強迫性障害と向き合う。自信に変える事が大切だと気づいた。

過去にテレビを見ていた時期に
強迫性障害を紹介する代表的な症例として
「戸締り、不潔、加害」が多かったです。

インターネットで調べても この3つが多い印象でした。
それだけ多くの人が この症状に苦しんでいるのだと思いました。
様々な症状がありますが強迫性障害という苦しみは一緒だと私は思います。

最近YouTubeで強迫性障害の事を調べていたら、
今まで聞いたことのない症状で苦しんでいる人が他にも
たくさんいる事を知りました。

強迫性障害は自分自身が克服に向かって動かなければ改善することが難しく、医学では完治するような治療法がないからこそ今もこうして苦しんでいる人が多いのだと私は思いました。

約20年前に精神科に通っていた時、担当してくれていた一人の先生が親身になって話を聞いてくれて、今思えばとても良い先生でした。

しかしその頃の私は苦痛のどん底で
人の話を聞き入れる事ができない状態でした。
その先生は、

「今は強迫性障害の治療法が見つかってないので…」
「特に二次障害としての強迫性障害は難しいです。」

と言い、困った顔をしていたのを覚えています。
”気になってゴミが捨てらない”という私の相談に対して

「これは今使いますか?使いませんか?」
「今、本当に必要なものですか?」

という返答をされた事がとてもつらかったです。
そんなこと言われなくても分かっています。
分かっているけど捨てられないのです。
マニュアル通りの やりとりに対して怒りの感情がすごかったです。

それから

「家族のかたは本当に良くしてくれていますね」

と先生から言われた事がつらくて心に傷がつきました。
家族には申し訳ないという気持ちがあったからこそ、
その言葉は私にとって、つらく悲しかったです。

強迫性障害の克服に向けて先生から毎日、
自分で決めた事が守れたかどうかを書いた用紙に
〇(まる) ✖(ばつ) △(さんかく)をつけていくように言われました。

しばらくそれを続けました。
△というのが、どういう時なのかが
分からなかったので✖にしていました。
その分からないという感情は、
たぶん広汎性発達障害からきているものだと思います。

途中から全部〇(まる)にしたいという完璧な気持ちが出てきました。
それでも、〇にする事は難しく、✖が多くなってきて、
もっと大きな✖がつく日も出てきました。

そんな自分を責めてしまい症状は酷くなっていきました。
いろいろな課題を出され試しましたが、
まったく克服に向かう様子がなく悪化していくばかりでした。

それから数か月後、担当の先生は県外の病院に転勤してしまい
担当医が変わる事になりました。
変わるという事に大きなストレスを感じ、
とても不安になりました。

新しい担当医にはカルテの引継ぎがされていなくて
初めからの診療となりました。
優しい対応でしたがマニュアル通りだったことに腹が立ち、
私は「先生は強迫性障害になった事は、ありますか?」と聞きました。
すると「ないです。」と言われ、

私は担当医に
「強迫性障害で苦しんだ事がない人に何が分かるのですか?」
と強い口調で言ってしまいました。

症状が改善する様子が全くなく ただ悪化するばかりの治療法。
気づけば見放されていて精神科に行く事はなくなりました。

今となっては最初に担当してくれた先生の
「今必要ですか?」という言葉を
気になるゴミや物に対して自分に問いかけながら
捨てる判断をしていくように頑張っています。

娘ちゃんは、

「自分自身を知る、認める、受け入れる、ほめる、
まずそこから始めてみることで克服に向かう一歩をふみ出し、
自信につながっていくのではないかな?」

と言ってくれていました。
「そんな事できない。」と思っていた私ですが、
それが今やっと いろいろなことに気づき始め、
できてきたと感じています。

毎日少しでも頑張って克服への一歩を踏み出し
自信につなげていきたいです。

私に質問などありましたら、
広汎性発達障害や強迫性障害で苦しんでいる人、
支えている人、お気軽にコメントください。
内容によってはお返事できない場合もあります。

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[ 🔖タグ ] #youtube #二次障害 #強迫性障害 #精神科 #認知行動療法  

うろちゃんと娘ちゃんをサポートで応援していただけましたら、いろいろな事にチャレンジするための費用として使わせていただきたいと思っています。