安倍首相の3567日

お疲れ様です。
なんか人気あるので書き続けます。

今日は安倍さんということで、いわば安倍首相の総括編ですね。
アベノミクスとはなんだったのか、安倍晋三とは何者なのか。
僕も岸田君の支持者なのでちょっと贔屓目には書きますが。

安倍晋三といえば、自己責任、新自由主義、外交……などいろいろ出てきますが、うりは「成長」だったと思います。日本が再度の復活を試みて悪戦苦闘した日々、これが安倍晋三首相在任3567日だったのではないか。

おそらくそういうつもりで、安倍首相としてもやっていたのではないかと思います。アベノミクスや僕は外交には疎いので、外交方面はわかりませんが。

まずアベノミクスですが、まず、国債や年金を使って、大企業に株を通して投資するという作戦。ばら撒きという意見はありますが、投資自体はケインズ経済学のキモなんでなんら問題はないです。財政出動のほうが減税より効果があるということになっているんですよ。ケインズ投資家でしたからね。自らの成功モデルを国にも当てはめたんですね。

そして異次元緩和という言葉でも代表される通り、とんでもない量のお金を国中に流し続けた。インフレ2%を達成させるためにお金の量を重視するようにしたんです。加えて2016年以降マイナス金利ともいわれていますが、普通の銀行にお金を日銀に預けているだけ(一定量預けなくてはいけないことになっているが、それ以上分)でペナルティを作った。要はできる限り普通の銀行に、民間企業に投資させたいわけですよ。

禁じ手を使ってまで、景気を刺激して成長を促した。これがアベノミクスの正体だと思います。狙いはトリクルダウンですね。そして、日本の再度の成長ですよ。長い停滞を打ち破りもう一度成長路線に乗せたかった。のだと一応僕は理解しています。

たぶん、これはMMTですよね。本来は国の政策により成長が主導されるところを、中央銀行を使って、経済を成長しようとさせたのですから。MMTも金融主導ですよね。

それでは功罪について検討したいと思います。



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