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ドミニオンカード解説:物乞い

わずか2金で3金を出せるカード。もちろんデメリットがないわけもなく、銅貨3枚の形で出力される。ドミニオンにおいて銅貨3枚手札に入るのは大きなデメリットなので、上手いこと回避しないといけないだろう。

基本的に物乞いは終盤の金量ブーストとして使うことになる。ゲーム終盤なら銅貨が入ったデッキが再び入ることもないので使うデメリットも最小に抑えられるだろう。次の周回が弱そうだなと思ったタイミングや、8金出ないときに直接手札に入れるなどして使うのがよいだろう。自分のデッキがステロだろうが引ききりだろうが関係ない。無理やり金量を伸ばす必要が出てきたら物乞いを入れて金量を伸ばしに行こう。

そもそも物乞いのデメリットが気にならない場合もある。魔女が暴れる場では銅貨ですら貴重なリソースになりうるし、リアクション効果も相まって物乞いを入れても問題ない。もっと凄いのは庭園場で物乞いを撃たない理由がなくなる。意外と見逃しがちだが銅貨の枚数は有限であるため、相手よりも早く物乞いを撃たないと銅貨が枯れてデッキの枚数を増やすことも、お金を出すこともできなくなってしまう。初手から物乞いー物乞いで入ってできるだけ銅貨を獲得しよう。

リアクション効果は銀貨を2枚獲得できる。魔女場のような銀貨の価値の高い場ではもちろん強いし、山札破壊系のアタックでも銀貨を廃棄対象にすることができる。ただしやみくもにリアクションすればよいというわけではなく、使って5金や8金を出した方がいい場合もある。

物乞いはデメリットが目立ちすぎて使わない人も多いが、上手く使うことで属州1枚差を付けることができる強力なカードだ。まずはゲーム終盤に1枚さしてみることをお勧めする。

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