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[#ドミニオン]呪いを使って勝つには[脱初心者攻略,魔女]

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今回は呪いについて紹介しようと思います。このカードを使われるゲームとそうでないゲームには大きな違いがあり、それに気づかないといつまでたっても勝つことができません。しかしわかってしまえば簡単ですし、なんなら普通の場よりシンプルにゲームを捉えることができます。そんな呪い場での基本的な戦い方を今回は見ていきましょう。

1.呪いの強さとは

みなさんなぜ呪いをまくことが強いのかわかりますか?点数が減ってしまうから?それは呪いの強さの1割でしかありません。呪いまきが強いのは「使えないカードを相手のデッキに入れる」からです。

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それを理解するために、一旦上のようなデッキを見て見ましょう。これは鍛冶屋ステロ8T目終了時の状況です。ここまでデッキが強ければ次からは属州を買っていけるでしょう。

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そうして順調に勝利点を購入して言ったデッキが上になります。13T30VPなら十分でしょう。ここまで頑張ったデッキならそろそろ属州を買うのは困難ですが、それでも問題ありません。これ以降は公領を買って確実に点数差を広げていきましょう。

ここまではわかる方も多いと思います。ドミニオンを何戦かすれば属州4枚買ったらそろそろ買えなくなってくるなーという感覚にもなってきますし、5金出た時に公領を買うかという気分にもなってきます。

さてここで次のデッキを見ていきましょう。

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これも鍛冶屋ステロの8T目終了時です。ただし今回はサプライに魔女があり、あなた以外のプレイヤーが魔女を打った結果あなたのデッキには呪いが5枚入ってしまいました。さてここで問題です。このデッキは属州を購入できるでしょうか?

少し考えればこのデッキが属州を買えないことがわかると思います。なぜならこのデッキはデッキ2の属州と公領を呪いに置き換えたものだからです。購入に関しては呪いも勝利点も出力しない点で同じなので当然このデッキも属州を買うことはできません。呪い場を理解するためにはまずこの感覚を理解する必要があります。

2.呪いと向き合う

次に呪いを巻かれた時にどう対処するかを見ていきたいと思います。

初心者がやりがちなのは更にデッキを強くすることです。一生懸命銀貨と金貨を購入し、ひたむきに属州を狙っていく方法です。しかし冷静に考えて見てください。これからも呪いは増えていきますし、呪いで太ったデッキに金貨が入ったところでデッキが劇的に強くなるわけではありません。属州が買えるようになる頃にはゲームが終わってしまいます。

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俺らは対抗するで、金貨で(16T目ですが何枚属州買えますか?)

次にやりがちなミスは呪いを廃棄しようとすることです。これは有効そうで殆どのケースで有効ではありません。例えばデッキ3に呪いを廃棄する目的で礼拝堂を入れて見ましょう。するとデッキは以下のようになります。

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デッキ枚数24枚に対して呪いは5枚。単純に考えて礼拝堂と一緒の手札にくる呪いの数は1枚です。5T掛けて呪い1枚廃棄したとこで何の意味もないどころか、その過程で魔女が打たれると呪いは増えています。屋敷を買ったほうがマシなレベルです。ですので基本的に礼拝堂を使って呪いを廃棄しようとは思わないほうが良いでしょう。

補足:礼拝堂が呪い廃棄できるケースも存在します。それは毎ターン(もしくはそれに近い頻度で)礼拝堂を打てるケースです。すでに十分な圧縮がされており、引き切りから礼拝堂を打てるなら廃棄が間に合います。しかしそれは呪いが巻かれ始めるまでにデッキが構築できていることが前提です。また、そういう場でも呪いを巻くことが弱いわけではありません。デッキが薄いほど呪い1枚が邪魔になりやすいので毎ターン圧縮できる体制を作られないためにも呪いをまくことは重要です。

ではどうすれば良いのでしょうか?私がおすすめするのは属州が買えないなら公領を買えば良い戦法です。そもそも属州を購入できないのに属州を購入しようとすることが間違いです。たとえ属州を2枚取られようともそれより先に公領を5枚取ってしまえば、問題ありません。

公領を買うためには5金を出す必要があります。そのために重要なのは銀貨です。銀貨は別名5金を出すカードとも言われているほど5金を出すのに長けたカードです。なんとかして銀貨を増やして5金の出る回数を増やし、人よりも早く公領を集めていくのです。

ここでポイントになるのがゲーム終了条件です。公領が枯れてもゲームは終了しないのでそのすきに属州を買われてしまうのではないか、と思う方もいるかもしれませんね。しかし、公領が枯れた時点で、実は呪いもすでに枯れています。こうなると残りは一山です。サプライに安くて強いアクションがあればそれは残り数枚しか残っていないのでそれを枯らせば終わりますし、そうでなくても屋敷を買って屋敷がなくなればそれでゲーム終了です。

以上により呪い場では銀貨を増やし、公領をたくさん取れるようにするのが強い戦略と言えます。それは余計なアクションを買う手数を銀貨購入に当てたほうが強いということも意味しています。呪い場では安易に村を入れず、しっかりと銀貨を購入していくべきでしょう。

3.呪い撒く?撒かない?

呪いは強力です。ここまでは呪いに争う方法を考えてきましたが、そもそも撒いて強いなら自分が巻く側に回るべきでしょう。

四人戦において呪いを撒く撒かないの違いは呪いの枚数差に直結します。下の表を見て見ましょう。

呪い撒き1:撒く側0 ー 撒かない側10
呪い撒き2:撒く側5 ー 撒かない側10
呪い撒き3:撒く側7 ー 撒かない側10
呪い撒き4:撒く側8

あくまで目安なので±1枚のブレはありますが、呪いを撒く人数と対応して受ける呪いの枚数です。ポイントは 三人から四人の呪い枚数の変化の少なさです。概ね三人は呪いを撒いたほうがデッキのパワー差も少ないのですが、四人目に限りその5金で他の強力なアクションを購入したほうが良い可能性が出てきます(ここでいう強力なアクションとは探検家のような銀貨を増やせるアクションや軍団兵のように3金でるといった、「呪い場で強いアクション」を指します)。とは言えこのあたりの判断は難しく、プレイヤーによって傾向も異なるので、困ったら呪いを撒く側に回って良いでしょう。

それよりも重要な問題は2枚目の呪い撒きを入れるか?です。例えば四人が3,4ターン目に魔女を買ったとしましょう。あなたは6ターン目に5金が出ました。さてこの5金で魔女を買うべきでしょうか?

今回は四人が全員魔女を購入しているのでデッキ3週目には魔女が4回打たれます。当然デッキ4週目にもそれらの魔女は打たれるはずです。となると、あなたがここで購入した魔女が呪いをまける回数はせいぜい1回です。他のプレイヤーが先に追加の魔女を打った場合、あなたがその魔女を打つよりも先に呪いが枯れてしまうかもしれません。となるとこの魔女は大きな価値はなく、他に強いカードがあるならそちらを優先して購入したほうが良いでしょう。

このように呪い撒きを買うときは「そのカードが何回呪いを撒けるか」を考えることが大切です。特に呪い場での2ドローはせいぜい1金しかうまず弱いので、2枚目の魔女の購入は慎重になる必要があります。

また自分が撒く側にまわったからといって属州を狙いにいける訳ではないことに注意してください。特に撒く側が三人以上の場合はあなたも呪いを7枚受けることになるので、公領を強く見ることが重要になってきます。

4.呪い場で強いカード

5金が出やすいカード
銀貨、馬商人、司祭、など

銀貨を取りやすいカード
鉄工所、名品、値切り屋、など

公領を取れるカード
職人、祭壇、など

5.まとめ

今回は基本的な呪いの扱いについて紹介してきました。もちろん応用的な使い方は無数にありますがまずはここで紹介した方法を試してみることをお勧めします。

この記事に関してわからないこと等ありましたら、この記事のコメントか、Twitter:@urihari33 まで気軽にご質問ください。

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